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【七大戦2019】学友会卓球部 ~意識を向上し雪辱果たす~

 七大戦卓球競技が、9月16日から20日にかけて九州大学伊都キャンパスにて行われる。七大戦に向けての意気込みを学友会卓球部主将の三藤航太さん(教・3)に伺った。



 新入部員16名が加わり、4年生を含めて総勢56名となった卓球部。現在片平キャンパスの片平体育館を活動拠点に、週2回の規定練習と週3回の自由練習を行っている。全員参加の規定練習は部員自身がメニューを考える課題練習を行うなど、部員同士のコミュニケーションを重視した内容だ。現在は春の試合での反省から、戦績の振るわなかったダブルスの強化を中心に練習に取り組んでいるという。8月の全国国公立大会でベスト4、来春に行われるインカレ予選突破と段階を踏み、インカレ本戦でベスト32に進出することを最終的な目標としている。

 今年の課題は「部員の意識向上」。「良い組織を作るためには良いコミュニケーションが必要」と三藤さんは語る。部員の声が部全体に届きにくかったという去年の反省から、春には全ての部員にアンケートを取り、部の改善点や個人の目標を明確にした上で練習に取り組ませているそうだ。部員一人一人に寄り添う三藤さんだが、自身も熱い思いを持って部活動に取り組んでいるという。

 部員同士の交流を大事にしている卓球部。練習では、卓球台を挟んで向き合い、ひたすら打ち込むほか、お互いにアドバイスし合う。気が付いたことは、どんなに小さなことでも発信する。

 七大戦でのライバル校について「ライバルは全部、特定の大学ではない」という三藤さん。昨年は北海道胆振東部地震の影響で卓球競技は中止となった。「中止前に行われた2戦はどちらも負けてしまったので、今年はチャレンジャー精神を持って臨みたい。目標は当然優勝」と意気込む。 部員同士の積極的なコミュニケーションを図り、技術とチーム意識の向上に日々努力する卓球部。練習で培った団結力を発揮し、昨年の雪辱を果たすことに期待したい。
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