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【学食のグルメ】(17)―片平キャンパス・レストラン萩 温玉カルボナーラ

 時折突風が吹くも、やわらかな日差しがそそぐ3月某日。学生生活を川内キャンパスで過ごす筆者は、春休みだからと片平キャンパスの食堂に足を伸ばした。



 目指すは「レストラン萩」。金属材料研究所の東に隣接する片平北門会館2階にある。学生でにぎわう1階の「さくらキッチン」を奥に進むと階段が見えてくる。ここがレストラン萩の入口だ。階段を登ると学食とは思えない、落ち着いた雰囲気に包まれていた。

 筆者が頼んだのは「温玉カルボナーラ」(870円)。セットとしてスープとサラダが付いてくる。注文してから10分ほどで、料理が運ばれてきた。筆者が普段利用する学食のトレーはプラスチックだが、ここでは木製だ。

 フィットチーネよりやや細めの平らな麺をフォークで巻いて口へ。ソースがこぼれ落ちそうになり舌ですくう。麺はもっちりとしていて、口いっぱいにチーズの風味が広がる。上に乗った温泉玉子を崩すと、黄身がとろりとあふれ出てくる。目の前の光景にひとり笑みを浮かべながら、黄身を絡めてもう一口。とろとろの卵が味をより濃厚にしてくれる。

 サラダは新鮮なサニーレタスとトマトが盛られ、イタリアンドレッシングがかかっている。玉ねぎの入ったコンソメスープには刻んだパセリが浮かべられていた。3皿ともじっくり味わいながら食べたはずが、すぐに皿を空けてしまった。

 レストラン萩は平日午前11時~午後2時、午後5時~9時まで営業している。スパゲティ以外にも、丼ものやカレーなども提供する。時には片平で優雅に食事をとってみてはいかがだろうか。
(20年3月6日取材)
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