【一言居士】―2021年5月― コロナ禍のゴールデンウイーク
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新型コロナウイルス感染症とともに過ごす2度目のゴールデンウィーク。1度目のときはまだ、新型コロナとの付き合い方が不透明だった。私を含め多くの学生も大学で始まったばかりのオンライン授業に戸惑っていた▼毎年、岩手県に住む祖母の家へと遊びに行っていたが、昨年は行くことができなかった。「来年は行くからね」と電話で話した記憶がある▼今年のゴールデンウィークもまた同じ言葉をかけることになった。新型コロナの猛威は収束することなく、第三波、第四波と拡大し続けている。先月5日からは宮城県で「まん延防止等重点措置」が適用された。まだまだ気軽な里帰りは難しそうだ▼今年も行けなかったので、もう1年以上祖母には会えていないことになる。流行が落ち着いて会えるようになるといいとばかり考えていた▼ゴールデンウィークを終え、なかなか元の生活に戻れないことを嘆く前に何ができるか考え始めた。祖母はスマートフォンもパソコンも持っていない。せめて電話をして、楽しく会話でもできたらと思う。
(文責・岩沢)