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【調査】48%「活動制限厳しすぎる」  ~課外活動 入部状況に開き~

 昨年より続くコロナ禍で課外活動にどのような影響が出ているのか。その実態調査のため、本紙は先月13日~19日の間でネットアンケート型の統計調査を行った。対象は本学学友会への登録によらない158の学生団体で、有効回答数は56、回収率は35%であった。有効回答数の内訳は、正規団体が28、準加盟が24、登録なしが4であった。



 活動制限についてどう思うかという質問では、「厳しすぎる」と回答した団体が48・2%だった。詳細を聞くと「感染リスクが低いと考えられる団体までまとめて制限を受けている」「活動計画書のためにも、サークルごとの個別的な感染対策案を設定してほしい」といった声があった。


 「昨年度と今年度について入った新入生は例年の何割か」という質問に、昨年度は例年の3割以下だったと答えた団体は、全体の4分の1にとどまった。しかし今年度については38%まで上昇している。一方で7割以上と答えた団体も増えており、新入生の入部状況の差が昨年度より開いた。


 部の存続についての質問では、59%が「厳しい・難しい」「何とか存続できる」と答えている。記述式の回答では、「C0・C1への引継ぎがうまくいかず、存続が厳しい」「部員の高齢化(高学年化)が進んでいる」という回答が見られた。


 オンライン新歓の通年化について、賛成反対を問うた質問では、41・1%が反対しており、その理由としては「新歓・教育係の負担が大きくなりすぎる」「(例年は期間を絞ることで短期集中的に新入生を集められたが)集まりが悪くなる」「活動がオンラインに向いているか否かによって平等性が失われる」といった意見が聞かれた。一方どちらでもないは30・4%、賛成は28・6%だった。賛成の意見としては「新入生の生活に余裕が出てきてから団体選びができる」「新入生に多くの機会と情報を提供できる」といったものが聞かれた。


 BCPレベルについて改良してほしい点、わかりにくい点などを聞いたところ「現状と整合性が取れてない」「対応に一貫性がない」「後出し感がある」「恣意的である」といった声や「説明が足りない」「BCPレベル2において活動許可が漸次的、個別的なものとなり、足並みをそろえるはずだった学友会団体間で不平等を感じる」という意見が寄せられた。

新歓関連 1718093568505576116
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