8月に入学式開催 ~学部2年生も対象に~
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令和3年度東北大学入学式が8月9日、カメイアリーナ仙台(仙台市太白区)で開催された。今年度の入学式では、昨年度入学式が中止となった学部2年生も含め、約3500人が一足遅い「春」を味わった。
入学式は2部構成で実施された。このうち、学部1年生を対象とした第一部には、2448人の新入生が参加した。第二部は学部2年生と大学院1年生の希望者が参加でき、合わせて1022人が参加を申し込んだ。
いずれの部でも、大野総長によるお祝いの言葉と代表学生によるあいさつのみが行われ、開催時間はそれぞれ20分程度だった。大野総長は「皆さん一人一人が、本学において充実した有意義な学生生活を送ることを期待します。次世代の有為な人材である皆さんの入学と進学を心よりお祝いいたします」と祝意を述べた。
式典後のインタビューで、新入生を代表してあいさつをした大沼真子さん(文・1)は「同級生と一堂に会することができてうれしいです。入学式のおかげで東北大生としての自覚を持つことができました」と語った。第二部で学生を代表した金井咲樹さん(医・2)は「昨年の初めの頃は友達ができず、寂しい気持ちが大きかったです」と振り返り、「やっと入学式ができてうれしいです」と話した。