【ニュース】女子ラクロス全国ベスト4 5年ぶり2度目の快挙
学友会女子ラクロス部HUMBLERSが、昨年10月30日から11月28日まで全国6会場で開催された、第12回ラクロス全日本大学選手権大会において、ベスト4進出という優秀な成績を収めた。HUMBLERSは東北リーグ戦で全勝し、東北地区代表として中四国地区代表・岡山大学と2地区予選で対戦。10対9と接戦を制して、本大会出場を決めた。
本大会1回戦では北海道地区代表・北海道大学に17対2で快勝。関西地区代表・同志社大学との準決勝ではHUMBLERSの3選手がそれぞれ2得点を挙げるなど健闘したが、7対16で敗北。しかしHUMBLERSは、5年ぶり2度目の全国ベスト4という快挙を果たした。
東北リーグから本大会までを振り返って、今年度主将の佐野菜津子さん(理・4)は「東北リーグから全国大会準決勝までの一戦一戦で、チームは確実に成長し続けられた」と語った。また今年度副将の津留志音さん(工・4)は「全国大会出場の経験がある代がいない中での今大会の出場だったので、遠征や他地区との対戦を手探りの中で経験してきた。その状況を前向きに捉えつつ、課題を発見することができた」と話した。
全国大会準決勝までのチームの成長点について佐野さんは、「序盤はあまり組織的な意思疎通が図れなかったが、試合をこなした後に練習をするという過程を繰り返すうちに、連係プレーの質が向上した」と振り返った。一方で津留さんは「はじめは個々の技術や連係について指摘できる空気感ではなかった。しかし東北リーグや2地区予選を勝ち進むにつれて、厳しい声やより高度なプレーを求める声が挙がるようになったり、上級生だけでなく下級生からも練習の反省が出てきたりするようになった」と語った。
準決勝で得点を決め ガッツポーズをする女子ラクロス部 (同部提供) |
最後に後輩へのメッセージを求めると、佐野さんは「今シーズンの戦績にとらわれたり、プレッシャーを感じたりしすぎず、今までの蓄積の中の良い点を継承して、さらなる高みを目指してほしい」と話した。
【注】2地区予選では日本学生ラクロス連盟の支部ではない、東北地区と中四国地区の両代表が対戦する。