【ニュース】本学剣道部新人戦優勝「団体として勝てた」
第48回東北学生剣道新人大会が昨年11月27日、利府町総合体育館(宮城郡利府町)で行われ、本学剣道部の男子Aチーム(高津、阿左見、高橋、堀内、薬袋)が優勝した。
トロフィーと賞状を手に笑顔をみせる選手 |
準決勝、対富士大戦が山場だった。大会当日のチームの調子は「めちゃくちゃ良かった」。順調にトーナメントを勝ち進み迎えた準決勝は、唯一大将戦までもつれ込む接戦となった。
先鋒・高津は「自分よりも絶対強い」と語る相手に一本勝ち。「チームとして打てた」という面で格上を退けた。
続く次鋒・阿左見も勝利し2連勝。「当日まで調子が上がらなかった」と阿左見。言葉とは裏腹に大会を無敗で終え、次鋒の役割を存分に果たした。
中堅・高橋は敗れはしたものの、面を先取された後に胴を決め意地を見せた。「よく一本取り返したなという感じ。気持ち的にも助かったし、ありがたかった」と副将・堀内もたたえる内容で、相手に流れを渡さなかった。
堀内が引き分けでつなぎ、勝負の行方は大将戦へ。「絶対決勝に行きたかった」と大将・薬袋。負けられない一戦で面を決めて相手を下し、決勝進出をつかんだ。チーム全員でもぎ取った勝利に、堀内は「団体として勝てた試合」と胸を張る。会心の勝利だった。
決勝の相手、東北学院大は過去に何度も苦杯を喫してきた強敵。試合前、薬袋はこう声をかけた。「思い切ってやろう」。その言葉通り一人一人が積極的に勝負し、相手に一本も与えない快勝で東北の頂点に立った。
東北優勝を果たし、追われる立場で臨む来年度こそ、その真価が問われる。今後の目標を聞くと、そろった声が返ってきた。
「七大戦優勝」
選手コメント
先鋒・高津匠吾(工・2)「昨年の七大戦は6位で、チームとして悔しい思いをした。今回はチーム力で勝てたので、そこがうれしい」