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【インタビュー】第74回東北大学祭 3年ぶり一般公開 ~28日から開催~

 第74回東北大学祭が今月28日から30日にかけて、川内キャンパスで開催される。今回は、3年ぶりの一般公開となる。新型コロナウイルス感染症対策との両立が求められる開催について、東北大学祭事務局委員長の中根世智さん(工・2)に話を聞いた。

(聞き手は林亮佑)


      ◇      ◇      ◇


―今回の東北大学祭メインテーマとその由来は


 「轟―TODOROKI―」です。前回は、新型コロナにより規模を縮小せざるを得なかった大学祭の復活を成し遂げました。今回は復活させたものをさらに進化させたいという思いが、来場者に届くよう期待してこちらのテーマにしました。


インタビューに応じる中根世智委員長


―一般公開の開催に至った理由は


 大学祭というのは学生が主体となる文化を代表する行事であり、地域の方々や東北大学を志望している全国の高校生にとって、これほどまでに学生の活動を間近で見られる機会はありません。その機会を失ってはならないと思い、一般公開という判断に至りました。



―コロナ禍で大学祭を開催する上で苦労していることは


 企画の成功と感染対策のバランスの調整に苦戦しています。厳しい感染対策を講じることは簡単ですが、それに伴って実施可能な企画も限られてしまいます。

 3年ぶりの対面一般公開ですので、運営する側としても慣れない状態で開催しなければならない大変さもあります。先輩方から引き継いだものを踏襲しつつ、現状を考慮して、大学祭をさらに進化させていく必要もあると感じています。



―来場者に向けてメッセージを


 3年ぶりの一般公開、お待たせしました。今回の大学祭では、学生文化がより発展することを願っています。来場者の皆さまには東北大生が躍動する姿をぜひ見ていただきたいと思っています。多くの方々のご来場をお待ちしております。

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