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【ニュース】D-1グランプリ2022~学生発案の「丼」8日から提供開始~

 学内からメニューを公募し、今後長く愛される「丼」を決定する「D‐1グランプリ2022」は、7日からグランプリ決定戦が行われ、書類選考を通過したメニューが学内の各キャンパスで提供される。結果には販売実績が大きく関わるため、勝負の行方は利用者に委ねられている。


キッチンテラスクルールでの試作会の様子
=10月17日、川内北キャンパス


 「D‐1グランプリ」は、本学と東北大生協の共催で、2014年以来8年ぶりに開催された。今回は創立115周年・総合大学100周年記念事業の一環として、学生、教職員に今後も広く愛されるメニューを募った。7月から9月までの応募期間で、集まったメニューは200以上。同生協職員や、調理場で働くパートスタッフによる選考を経て、実際に商品化される丼が決定した。


 

 グランプリ決定戦に出場するメニューは、7キャンパスの代表と、学生団体から応募された中で選ばれた一つの計八つ=図=。現在丼メニューを提供している各食堂で、1週間に2メニューずつ、計4週間提供される。選考基準は①選択率(客数当たりの該当メニュー提供数)②Twitterでの応援ツイート数③管理栄養士による栄養基準評価―の3点。これらを踏まえて、来月以降、グランプリが決定する。  



各キャンパスで試食会も


 メニューの提供に先立ち、各食堂では試作会が行われた。川内北キャンパスのキッチンテラスクルールでは、同キャンパスの代表メニュー「丼デン返し」を試作。通常の丼とは逆の、「おかずがご飯の下にあり、中身が見えない」というアイデアをどう実現するか話し合った。おかずの選定やたれのかけ方、サイズ展開など試行錯誤を重ね、具体的な提供方針が固まるのに要した時間は約1時間半。後日、発案者と話し合い、最終的なメニューが確定した。



 キャンパスでの対面授業が増加し、需要の高まる食堂を舞台にした本企画。全学を通してトップクラスの利用者数を誇るクルールでの結果が、全体の運命を左右する。「うち(クルール)は丼が主力メニューなので負けられない」と、スタッフの気合も十分。学生のみならず食堂側も巻き込んだ、一大イベントになりそうだ。(深田歩)

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