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【第74回東北大学祭】グランドフィナーレ 有終の『花美』夜空に咲く ~燃ゆる情熱 苦難乗り越え花開く~

 3日間にわたる大学祭を締めくくったのは、毎年開催されているグランドフィナーレだ。大学祭最終日午後4時から野外ステージで行われ、多くの観客が大学祭の最後を見届けた。コロナ禍でありながらも学外に開かれた大学祭となった今年。ステージ前には、学生のほかに家族連れの姿も見られた。大成功を収めた大学祭は、グラウンドから上がった花火が夜空に消えてゆくとともに、その幕を下ろした。(杉山鷹志)


最終日、ステージ正面のグラウンドから
上がった花火が大学祭を締めくくった



 野外ステージ前には、グランドフィナーレを一目見ようと多くの観客が集まった。グランドフィナーレの幕を切って落としたのは目玉企画である、2チーム対抗バトルだ。勝負の審査員はMr.&Ms.東北大グランプリの樺澤弦汰さん(経・修1)、萩原李佳さん(経・4)が務め、会場を盛り上げた。


 バトルは2人一組で「はぁっていうゲーム」「ブラックボックス」「プロポーズゲーム」の三つの競技で行われた。中でも「プロポーズゲーム」対決では会場が盛り上がりを見せた。ルールは配られた単語カードを並べ替えてプロポーズの言葉を作り、一番素敵なプロポーズをした人が勝つというものだ。単語カードには、「味噌汁」や「○○は確実に存在する」などプロポーズに合うのか不安なものも。審査員の2人がプロポーズの相手を務めた。
 

 ゲームでは「君って何だろう、君のこと教えてくれないか。僕だけの鬼になってくれないか、愛してる。結婚しよう」など情熱的だがどこか意味がとれないプロポーズが披露され、会場は笑いに包まれた。


プロポーズゲーム対決で、花束を持ち
Mr.東北大の前にひざまずいて思いを伝える出場者


 3競技を終えた結果は、まさかの引き分け。バトルの勝敗と景品は、じゃんけんに託された。あいこ。またあいこ。観客を焦らしに焦らす。3回目にしてついに勝者が決まり、景品としてAmazonギフト券1万円分が贈呈された。


 その後は、教室企画の人気を競うT-1グランプリの表彰式が行われた。1位~3位の団体が発表され、代表者が賞状を受け取った。賞状授与後、代表者は受賞の喜びや、より良い順位を目指したかったという思いなどを観客に向けてコメントした。


 グランドフィナーレを締めくくったのは、グラウンドから高々と上がった花火。いつの間に暗くなった空を背景にして、3日間にわたる大学祭の閉幕を美しく彩った。


 今年の大学祭は、模擬店の出店禁止や入場制限など新型コロナの影響を受けながらも、学外に開かれたものとなった。会場となった川内北キャンパスは、大学祭を楽しむ幅広い層の人々であふれていた。大成功を収めた大学祭はグランドフィナーレの閉幕をもって、全日程を終えた。
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