【第74回東北大学祭】青少年の主張 歌唱や謝罪で自己表現
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大学祭最終日、広場ステージで、「青少年の主張」が行われた。
同企画はテレビ番組「学校へ行こう」内で行われていた、学生たちがおのおのの主張を全力で叫ぶコーナーのパロディ。制服をまとい、高校生に扮した司会者2人による軽快なトークで幕を開けた。
1人目の出場者は、「人生を狂わせた」と語る「アイドルマスター」シリーズの楽曲を熱唱。アカペラコーラス部に所属する出場者の高い歌唱力とパフォーマンスに、観客は沸き立った。「どうしたら歌がうまくなるか」という司会者の問いに対しては、「好きなアーティストのまねをするのが一番」と語った。
2番目に出場した2人は、「多方面に謝罪をします」と宣言し、文字通り「あらゆる方向に向かって」全力で土下座を繰り出すという、体を張った謝罪パフォーマンスを披露した。司会者は「これからはぜひ、謝罪をせずに済むように行動してほしい」とコメントし、観客の笑いを誘った。
土下座する出場者 |
3番目の出場者は、「実は去年の大学祭でも、同じ舞台で歌を披露し、話題にしてもらった。今年も、この広場ステージで歌いたい」と話し、プロ顔負けの歌声で場を盛り上げた。「会場が揺れましたね」と司会者も感嘆のため息を漏らした。
最後の出場者となったのは、飛び入り参加を決めた2人組。いきなりの参加とは思えない歌のクオリティで、観客を驚かせた。
今回の企画では感染対策のために、観客による声出しは行われなかった。「たまにはこうやってストレスを発散して、明日からも頑張っていきましょう」と述べた司会者に、観客が歓声代わりの大きな拍手を送り、企画は幕を下ろした。