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【イベント】青葉山コンサート開催 今年で14回目

 第14回青葉山コンサートが先月2日に青葉記念会館(青葉山東キャンパス)で行われ、本学学生、教職員など計26名が演奏を披露した。新型コロナの影響で来場は事前予約が必要となり、観覧者数は50人程度に制限された。従来は合唱やアカペラコーラス、ギターの弾き語り、管楽器の演奏なども行われていたが、今回は感染症対策のため中止となった。



 今回のコンサートの1組目は、佐々木大地さん(Vn、生命・博2)と、井樋慶一名誉教授(Pf、生命科学研究科)の2人。モーツァルトの『ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調 Kv301 第1楽章 アレグロ・コン・スピーリト』を演奏した。上品で明朗な曲の中で、ピアノとバイオリンの弦楽器同士の均等かつ息の合ったハーモニーを奏でた。




バイオリンとドラムのセッションを披露する
「Masaki&Masaya」の2人


 ゲストの松浦雅樹さんと、同コンサート実行委員の茂田正哉教授(工学研究科機械系)のデュオ「Masaki&Masaya」が、バイオリンとドラムという異色のコラボで登場。葉加瀬太郎の代表曲『情熱大陸』を演奏し、単音と単音の新しいセッションで会場を盛り上げた。松浦さんは宮城県出身のバイオリニストで、母・順子さんは本学工学研究科機械系の職員として現在勤務している。



 頭にサンタクロースの帽子と、トナカイのカチューシャを着けて現れたのは、雨宮功来さん(理・3)と神澤帝鳳さん(理・3)だ。手首に鈴をはめながらクリスマスを代表する曲『そりすべり』をピアノの連弾で演奏し、季節感を演出した。



サンタクロースとトナカイのコスプレをして連弾する
雨宮功来さん(理・3)と神澤帝鳳さん(理・3)


 笠島康生さん(理・3)は、ブラームスの晩年の名曲『6つの小品 作品118 第2番 間奏曲 イ長調』をピアノで披露。感情豊かに演奏する姿を見せ、哀愁を感じる余韻を奏でて観客を魅了した。



 コンサートの最後を飾ったのは、ゲストの松浦雅樹さんと母・順子さん(工学研究科機械系職員)、夏井修子さん(工学研究科機械系職員)、同コンサート実行委員の村田智教授(工学研究科機械系)からなるカルテット「松浦雅樹と保護者達」である。モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』を披露し、弦楽器の高音と低音が織りなす美しい調和で観客を魅了した。



コンサートを締めくくったのは
「松浦雅樹と保護者達」の4人



 第1回青葉山コンサートは2016年6月に開催された。同年3月に本学機械系同窓会が震災後の心の復興を目的として、グランドピアノを工学部・工学研究科に寄贈した。これを機に音楽が好きな教職員やOB・OGらが集まり、6月に同コンサート実行委員会が発足した。



 村田教授は「青葉山コンサートは開かれたコンサートであり、誰でも歓迎している。音楽が好きな人はぜひ聴きに来たり、演奏したりしてほしい」とコメントした。



コンサートは16~19年の間は年3回、20年以降は年1回の頻度で開催されている。来年の公演については未定。(前川銀平)


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