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【ニュース】本学ビジネスアイデアコンテスト開催~最優秀賞に「Ready Note」~

 先月17日、青葉山コモンズ(青葉山新キャンパス)で「東北大学ビジネスアイデアコンテスト2022」が開催された。2018年に初めて開催されてから今回で6回目。新型コロナウイルス感染症が流行して以来、初めての対面とオンラインの併用開催となった。


「Ready Note」メンバーの

藤原悠嗣さん(左)と八島諒汰さん


 本コンテストは、本学唯一の全学共通のプレゼンコンテストで、本学学生が1名以上所属するチームが、自らの才能や経験を生かして考案したビジネスアイデアを競う。過去の入賞者からは、応募したアイデアをもとに起業した学生も輩出されている。昨年9月からアイデア募集が開始され、20件の応募があった。



 先月のイベントでは、そこから一次審査を経た8組のファイナリストによるプレゼンテーションが行われ、自分たちのアイデアの事業化への思いやビジネスプランを語った。



 特に優れたアイデアを考案したチームには最優秀賞や優秀賞、スポンサー賞などが用意され、事業化を進めるための事業化支援資金などが贈られる。受賞チームは企業経営者などを含む8名の審査員によって決められた。審査の結果、最優秀賞は動画教材からノートを自動生成するアプリケーションツールを開発した「Ready Note」が、優秀賞はMR(複合現実)により実際の介護現場を疑似体験しつつ、介護教育を受けられるシステムを開発した「Care MR」が受賞した。コンテストの一般観覧者の投票によって受賞者が決定するオーディエンス賞も用意され、最優秀賞チームの「Ready Note」が受賞した。



 「Ready Note」のメンバーである藤原悠嗣さん(工・修2)と八島諒汰さん(情報・修2)は「授業前にノートの準備をしてくれるツールがあれば便利だと考えた。以前から開発を進めていた動画にメモをつけられるツールを発展させて、このアプリを開発した」とアイデアのきっかけを振り返った。最優秀賞と同時に受賞したオーディエンス賞については、「自分たちのアプリが一般の観覧者をはじめ、普段から動画学習に触れている学生に支持を得られて安心した」と語った。「Ready Note」には事業化支援資金30万円が贈られ、さらなる事業の発展に用いられる。



 コンテストの担当者は、「ビジネスアイデアコンテストは、自分のアイデアを形にし、学生のうちから社会と接点を持つことができる良い機会であるため、積極的に応募してほしい」と述べた。

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