【入学お祝い号2023】衣食住を快適に!1人暮らしの知恵
1人暮らし三箇条
一、天気予報は毎日見ること
一、自炊は無理のない範囲で頑張ること
一、実際に街を歩くこと
大学入学を機に、1人暮らしを始める新入生は多い。読者のみなさんは、衣食住に関わる全てのことを自分で決めていくことになる。新生活をより充実させるための知恵を紹介する。
小さいサイズの調味料。使用頻度以外に、 場所を取らないという利点もある |
まずは「衣」から。洗濯は毎日でもよいが、洗剤や水道代、電気代を節約したい場合は数日おきでも大丈夫だ。とりあえず、天気予報は毎日欠かさず見るように。洗濯物が乾かない、花粉がついた、凍った、などの悩みが軽減するだろう。気温に応じた服装選びの感覚をつかむのも大切である。
筆者宅の洗濯機は6キログラム用。 3日おきくらいの洗濯頻度だ |
次に「食」。学食やアルバイト先の賄いを食べる頻度、やる気の低下で自炊の機会が減っていく可能性などを考慮すると、調味料は小ぶりのものがおすすめだ。砂糖、塩、酢、しょうゆ、みその「料理のさしすせそ」に加え、料理酒、みりん、めんつゆなどもあれば、料理の幅が一気に広がる。20歳未満の読者は、料理酒は買えるが「本みりん」は買えないため、「みりん風調味料」を選ぼう。解凍する際の水っぽさが気にならなければ、野菜、肉、魚など、大体の食材は冷凍庫に放り込んで日持ちをよくすることができる。
複数の移動手段が検索できるのも、 アプリの利点の一つである |
続いて「住」。ごみの回収日は地元と異なることがあるため、注意が必要だ。最寄りの駅やバス停まで「実際に」かかる時間も把握しておこう。筆者はアプリで「徒歩11分」だったバス停まで15分かかり、バスを逃してアルバイトに遅刻しかけたことがある。公共交通機関を使うと、地名や地形を覚えやすい利点もある。
最後に「孤独感」。家族からの「ご飯ちゃんと食べてる?」というLINEの文面だけで泣いてしまうかもしれない。筆者はそうだった。そのようなときは、今一番話したい誰かに連絡してみよう。
最初は失敗の連続かもしれない。でも、1人だ。誰も見ていない。大丈夫だ。自分に適した生活スタイルを徐々に作っていこう。(小滝真悠)
名(迷?)案 1人暮らし知恵袋
・半径3キロ以内のスーパーマーケットを大方回って、生鮮食品、菓子、惣菜などの価格帯を把握して使い分けている
・水道水を冷蔵庫で冷やすと多少味がごまかせる
・袋サラダは、ドレッシングを直接かけて袋を皿替わりにしている
・毎日外出して新しい散歩道を開拓する
・ホームシックになりかけたときは、両親からもらった手紙を読み返して一旦号泣してみる