【入学お祝い号2023】新生活応援!学生アルバイト 徹底レポート
本学に入学することが決まり、新入生の皆さんは思い思いのキャンパスライフを想像していることだろう。輝かしい理想のキャンパスライフの実現のためには自由に使えるお金が何かと入り用なものである。そこで、ここでは本学学生のアルバイトの実態について紹介する。
◎人気職種
弊部によるアンケート調査では、本学学生のアルバイトの職種は、レストランや居酒屋などの飲食業や、塾講師や家庭教師などの教育関係の職種が人気だった(グラフ1)。飲食業は店員や客といったさまざまな人とのコミュニケーションが特に大切だ。社会経験を積めることや、割引や賄いを受けられることが魅力的だという意見も多い。また、職場によっては派手な髪色に染めることも可能だ。
教育現場でのアルバイトは、他の職種より時給が高く、身体的負担も少ない所が魅力だ。予習や生徒の将来を担うという責任が負担になる場合もあるが、その分、一緒に勉強してきた生徒の成長や普段の何げない会話が励みになる、やりがいのあるアルバイトだ。
◎アルバイト開始時期
同調査によると、学部1年次の6〜7月からアルバイトを始めた人が多いという結果になった(グラフ2)。この時期は、初めての大学生活に慣れ、アルバイトを始める余裕が出る頃だといえる。しかし、もちろん入学直後の4〜5月にアルバイトを始めることも可能である。
むしろ求人募集の少ない人気アルバイト先であれば、3月に辞めてしまう学生アルバイトを埋める形で、楽にアルバイトの面接に合格しやすいこともある。さらに、塾講師アルバイトのために必要な学力テストも、この時期なら大学受験時のノウハウを使って合格しやすいだろう。
◎勤務時間
同調査によると週に7〜9時間働いている人が多いようだ(グラフ3)。アルバイトの求人情報には「週に何日働くか」、「1日に何時間働くか」といった情報が載っている。他のことに手が回らず後悔することがないようよく考えて選ぶことを心がけよう。
◎バイトに求めるもの
同調査の回答には、人間関係や職場の雰囲気を挙げる人が最も多かった。これらは、飲食業などの接客業であれば実際に店舗に行って確かめることも可能だ。他にも、時給や業務内容、得られるスキル、家からの近さやシフトの自由度を考慮するという回答もあった。
自分がアルバイトに何を求めているかを考えて、大いに悩んでみよう。多くの選択肢から自分で選ぶ自由があるのも大学生活の醍醐味の一つなのだ。(岩折楓)