【入学お祝い号2023】多様な資格 取得可能 〜指定科目の習得で〜
高校までに受けてきた授業と、大学に入学してから受ける授業との違いの一つに、「資格」がある。本学では、特定の授業の単位認定により、さまざまな資格を取得できたり、資格試験の受験条件や、資格の取得条件の一部を満たすことができたりする。
各教科における中学教諭と高校教諭の免許取得に必要な科目は、法学部、経済学部、歯学部、医学部を除く6学部で履修可能。ただし教科に関する開講科目は、学部によって異なるため、注意する必要がある=図=。
文学部、教育学部、理学部では、指定科目の単位の取得で学芸員補の実務や学芸員試験の受験ができるようになる。他にも文学部では日本語教員に、教育学部では公認心理師や社会教育主事になるための指定科目が履修可能である。また理学部物理学科と数学科では、学科卒業時の申請で地球惑星物質科学科、宇宙地球物理学科天文学コース、地圏環境科学科では指定科目の単位を取得して卒業、申請することで測量士補の資格が取得可能。
工学部機械知能・航空工学科の学生は、ボイラーに関する単位を取得後、修習を経て特級または一級ボイラー技士試験を受験できる。電気情報物理工学科の電気、通信、電子、情報、バイオ、医工学コースでは、第1級陸上特殊無線技士・第3級海上特殊無線技士や電気工事士、電気主任技術者や電気通信主任技術者の資格取得に必要な科目が受講可能。
化学・バイオ工学科と材料科学総合学科の卒業者は、甲種危険物取扱者の試験を受験できる。建築・社会環境工学科の社会基盤デザイン、水環境デザイン、都市システム計画コースでは、カリキュラム修了により測量士補の資格が取得できる。同学科都市・建築デザインコースと都市・建築学コースでは、指定科目の単位取得で建築士試験の受験資格が得られる。また材料科学総合学科の卒業者は申請することで、技術士補の資格が得られる。
農学部では、指定科目の修得と申請により、食品衛生監視員と食品衛生管理者の資格を取得できる。薬学部薬学科や歯学部、医学部では、カリキュラムを修了することが、薬剤師や歯科医師、医師や看護師などの国家試験の受験条件になっている。