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【七大戦】永富亮一教授 学友会体育部長 時の運 スポーツの醍醐味

  昨年第61回大会を主管し、七大戦の史上初の総合4連覇を遂げた本学には総合5連覇の期待がかかっていました。5月22日には久しぶりに大野英男総長の臨席も賜り学友会壮行会が盛大に開催され、総合5連覇を経て総合7連覇までと気勢を上げていたところでした。残念ながら今大会総合5連覇はならず、総合順位5位と10年ぶりの下位に沈んでしまいました。



 今大会の優勝種目はスキー、馬術、バスケットボール男子、バレーボール女子、ハンドボール、フェンシング、水球、卓球女子と8種目で前回大会の4種目を大幅に上回っていました。スキー、馬術、フェンシング以外は久しぶりの優勝、また水球に至っては創部以来初の優勝でした。



 本学の強みは毎年入れ替わり立ち替わりさまざまな競技種目で優勝を勝ち取ってきたことにありました。水球優勝の報告を聞いたときには総合5連覇が見えたように思いましたが、上位に食い込めなかった競技が少なくなかったことが、点数が伸びなかったことにつながりました。



 7団体の部員たちがコロナ禍の影響が小さくなっていく中で日々頑張っていた姿を思い起こすと、やはり切磋琢磨の中で「勝負は時の運」であり、まさにそれこそがスポーツ競技の醍醐味であることを感じさせられました。



 また来年度からそれぞれの種目が優勝を目指してがんばってくれることを期待します。総合7連覇は夢ではありません。

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