【ニュース】本学生協 営業時間を拡大中 「いろいろな仕掛けを検討中です」

　10月から、けやきダイニング（青葉山東）やみどり食堂（青葉山新）など本学生協の一部店舗で平日や土曜日の営業時間が拡大されている。新型コロナ流行による規制の緩和に伴って東北大生の活動も活発化する中、圧縮されていた生協のサービスを充実させていくことが狙いだ。

　Bee ARENA Caféでは、閉店時刻が14時から16時半へと繰り下げられた。延長した時間帯は「カフェ営業」として、ブラックコーヒーや名物の「beeプリン」などを楽しむことができる。カレーや丼類の食事も提供されているため、14時を過ぎても学食で昼食をとることが可能だ。

（左）ブラックコーヒー

（右）beeプリン（カラメル）

　今回の営業拡大により、朝8時の川内の杜ダイニング（川内北）の開店後から夜の19時まで、川内キャンパス内で学食が営業していない時間帯がなくなった。川内地区食堂の店長である佐原直道さんは「昼食を食べ損ねても、『川内の最後の砦』としてBee ARENA Caféを利用してもらえたら」と話す。

川内地区食堂店長の佐原直道さん

　店内のレイアウトに関しても実験的な試みがなされている。寒さが厳しさを増す中、店外で待つ人を少しでも減らすために、レジ後方にあった座席を一部移動させて店内の待機スペースを広げた。佐原さんは「Bee ARENA Caféのゆったりくつろげる雰囲気は維持しつつ、配置を工夫した」と話す。

レイアウト変更後の待機列。

レジや座席などを移動させて空間を確保した

　提供する飲み物やデザートに関しても、混雑しやすい昼食の時間帯にはできない、手間をかけたり遊び心を交えたりしたメニューを考案中だそうだ。「いろいろな仕掛けを検討中です」と佐原さんは語る。

　9月にはbush clover café（川内北）前にTRAILER bee-boxが開店した。季節に合わせたメニューを展開していく予定で、11月には焼き芋やカレーハンバーググラタンカップなどが販売された。TRAILER bee-boxは平日の11時50分から12時半に営業している。