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フィギュアスケート発祥の地 五色沼~歴史をたどる~

 光のページェントの開始に合わせて、勾当台公園にはスケートリンクが設置されるなどスケートの季節となった。青葉山公園の五色沼は日本フィギュアスケート発祥の地として知られる。五色沼のフィギュアスケートの発祥について調査し、近年の五色沼の変遷について仙台市建設局公園整備課に取材した。



紅葉に彩られる秋の五色沼


 五色沼は伊達政宗によって建城された仙台城の堀に、水が貯まってできた。明治中期に外国人たちがここでスケートを始め、1909年には第二高等学生たちがドイツ語教師ウェルヘルらからスケートの指導を受けた。それをきっかけに、全国各地へとフィギュアスケートが広がり、29年には大日本スケート競技連盟が発足した。



2013年度の改修では、歴史的景観を充実させ、展望や散策により来訪者に歴史と文化を堪能してもらう空間とすることが目指された。護岸改修や水門整備、遠路舗装、転落防止策の改修、人道橋の設置、堆積土砂しゅんせつによる水質浄化、枯損木の撤去が環境改善や護岸や外柵の史跡にふさわしいデザインへの更新を目的に実施された。その効果について仙台市建設局公園整備課は「落ち着きのある趣で、安全に五色沼を回遊できるようになったと思います」と話した。



 平成27年には仙台市地下鉄東西線の開業にあたって案内板が設置され、五色沼の知名度向上が図られた。

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