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【ニュース】次期総長候補に5人 今月中にも選出か

 3月に任期満了を迎える本学の大野英男総長の後任選びで、候補者5人が昨年11月に公表された。新総長は今月中にも選定される見通し(12月下旬現在)。



総長候補者一覧



 次期候補者の選定を担う総長選考・監察会議は昨年11月17日、1次候補者として5人を公表した。理事・副学長(総務・財務・国際展開担当)の植木俊哉教授、加齢医学研究所の川島隆太教授、理事・副学長(共創戦略・復興新生担当)の冨永悌二教授、元理事(教育・学生支援・教育国際交流担当)の花輪公雄名誉教授、元理化学研究所理事の原山優子名誉教授だ。原山氏は2004年の独立行政法人化後、初めての女性候補となる。




■総長選考の仕組み



 1次候補者は3ルート、学内の「教育研究評議会」、「経営協議会」、「本学の専任の教授または准教授30人以上の連名」による推薦で挙がった中から、総長選考・監察会議が選ぶ。同会議は元KDDI社長の小野寺正氏を議長に、学外の有識者6人と学内の総長補佐ら6人の計12人からなる。1次候補者は書類選考で2次候補者に絞られ、面談などを経て最終的な候補が選考される。



 朝日新聞や河北新報によると、原山氏は自身が学外委員を務める経営協議会から推薦された。所属委員が候補者になるのは異例だという。原山氏を除く4人は、学内の教職員に対し行われた意向投票を通じて教育研究評議会から推薦された。



 同会議は候補者の選考にあたり、「本学独自の明確なビジョン」や「広い学問的識見および国際性」など5項目を「総長に求められる資質・能力」の基準として定める。総長の任期は今年4月から6年。新制度の「国際卓越研究大学」の認定候補に選ばれ、関心を集める中で本学を主導する。



 選考は前回より数カ月遅れている。現総長の大野氏の選定は10月に発表されていたが、詳細な選考過程は不明。国際卓越研究大関連で新たな局面にある本学だが、積極的な情報開示はここでも行われない。同会議はホームページ上で「選考の結果、理由および過程を公表するほか、選考の途中過程についても可能な限り情報を開示し、透明性の確保に努める」としており、今後の説明が期待される。



 総務企画部総務課は本紙の取材に対し「選考過程中における個別取材については対応いたしかねます」としたうえで、最終的な候補者が決定次第公表すると回答した。

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