【ニュース】仙台市博物館が再開 来月26日まで企画展も ~改修工事経て2年半ぶり~
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仙台市博物館が今月2日に再開館した。本館は2021年10月1日から今月1日まで、施設の更新に伴う大規模改修工事のため休館していた。展示ケースへの高透過ガラスやLED証明の導入により、展示品がより見やすくなる。高透過ガラスでは、従来の展示ケースに比べ、資料をより正確な色で鑑賞できる。コインロッカーの増設や乳児休憩室への給湯器の新設により、幅広い客層に配慮した設備となっている。また、収蔵品の保護のため、空調設備を一新した。
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企画展展示品「布袋置物」 |
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テーマ展示室Ⅱ |
レストランやミュージアムショップもリニューアルされた。新設されたレストラン「café Mozart」では、季節のスイーツや食事が楽しめる。
常設展示では、新たに「さわってみよう」コーナーが設置された。縄文土器、江戸時代の貨幣や教科書などを実際に触ることができる。
再開館に合わせて、企画展「こりゃ めでたい」を開催している。再開館を祝し、大名家の婚礼調度をはじめとするおめでたいしるしを表した資料や縁起物を展示するほか、見るだけでなく、触れる・探すといった体験や遊びを通して楽しめる内容となっている。
仙台市博物館は、大学などを対象として、常設展や企画展、特別展の観覧料を減免するキャンパスメンバーズ制度を設けている。本学はキャンパスメンバーズに含まれており、学生証または職員証の提示により、常設展、企画展を無料で観覧できる。
企画展は来月26日まで開催している。