【ニュース】文系食堂 給水器を交換 冷却機能低下が原因
川内南キャンパスで営業中の文系食堂内に設置されているウォーターサーバーの一つが、8月23日に交換された。今年度に入ってから、SNS上では「文系食堂の水の味に違和感がある」といった投稿が見られていた。
交換され新しくなったウォーターサーバー(東北大生協提供) |
投稿の真偽を確かめるため、8月上旬に弊部部員複数名で実際にウォーターサーバーの水を飲み比べたところ、水の味に明確な違いがあると全員の感想が一致した。8月下旬に東北大生協に問い合わせ、ウォーターサーバーが交換されていたことが判明した。
生協では、出資者である学生や教職員の代表者から要望や指摘を集める総代会を、年に一度開催している。また、年に複数回キャンパス別での総代会議を実施している。
今年7月の総代会議で、文系食堂のウォーターサーバーが供給していた水の品質に不満が寄せられていたため、この度交換に至った。
東北大生協の食堂では、業務用浄水フィルターを経由させた水道水をウォーターサーバーから提供している。ウォーターサーバーの維持管理として、毎日のふき取り清掃と通水洗浄が行われており、水が通される浄水フィルターは定期的に交換されている。今回差し替えられたウォーターサーバーは、経年劣化により冷水を供給する能力が低くなっていた。水道水が完全に冷える前に水が供給され、その結果他の機器と比べ塩素臭が強い水になっていた。今回より冷水供給能力の高い機器に入れ替えられたため、水の風味改善が見込まれる。
生協食堂担当者コメント「職員でも機器の点検などを行っていますが、お気付きの点は一言カードを通して、または職員に直接お伝えいただけますと迅速に対応ができるのでご協力をよろしくお願いいたします」