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【部活動】本学学友会男声合唱部 東北大会 金賞

 本学学友会男声合唱部は、8月31日に行われた、第77回全日本合唱コンクール宮城県大会で金賞ならびに県知事賞を受賞した。宮城県大会での金賞受賞は71年ぶり。さらに、9月28日に岩手県で行われた、同コンクール東北支部大会でも金賞を受賞した。

東北支部大会金賞受賞時の男声合唱団

 (=同団体提供)

 男声合唱部は、コンクール等に出場する際には「東北大学男声合唱団」として活動している。団長の樋本靖明さん(工・2)は「コロナの影響で、一時期はかなり部員が減ってしまっていたが、4年ほど前から再び部員が増え、大会に出られるようになった。そのような中で、東北支部大会で金賞を取ることを目標に活動してきたが、まさか本当に取れるとは思っていなかった」と語った。

 今年は25人の部員で活動しているが、そのうちの半数は1年生。さらに1年生の半数は、合唱未経験者だった。未経験者が多い中で金賞を受賞することができたのは、学生指揮者の髙野由暉さん(工・3)の指導によるものだという。男声合唱団は基本的に外部から指導者を呼んでいないため、音楽面の指導は学生指揮者が担当している。

 合唱の練習は、大きく音程と発声の二つに分かれる。音程を合わせる練習では、繰り返し何度も曲を歌う。その際、自分が聞く音と他者が聞く音は異なるため、他者の声を聞いて正しく合わせることが大事だという。

 発声の練習では、合唱で使う声を育成する。樋本さんは、地声と合唱で使う声は別物であるとし、未経験者が多い中で金賞を受賞できたのは、発声の練習を徹底した成果であると話す。

 普段の活動では、コンクールや定期演奏会に加え、北海道大学合唱団とのジョイントコンサートも開催している。北海道大学合唱団は今年も全国大会に出場した強豪で、本学男声合唱部との交流が盛んだ。合同練習の際に、発声技術などを学び、互いに技術を高め合っている。

 樋本さんは「男声合唱の魅力は、混声合唱や女声合唱よりも力強い点であり、聴衆を圧倒するパワーだ」と話す。

 来月13日には、定期演奏会が宮城野区文化センターパトナホールで開かれる。

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