【退職教員の横顔】東北大へ、東北大生へ、惜別のメッセージ
春は出会いと別れの季節。本学からも多くの教員が離れる。本紙は、今年度をもって本学を定年退職する教員に質問状を送り、13人の教員から回答を得た。回答と顔写真を当記事に掲載する。
◇ ◇ ◇
〔掲載事項〕
①氏名②所属する本学の部局③専門分野④本学で最も印象に残っていること⑤退職後したいこと
◇ ◇ ◇
①有光秀行②文学研究科③中世ブリテン諸島(≒イギリス)史研究④附属図書館、史料館が収蔵資料もスタッフも抜群に素晴らしい⑤書を捨てて、町へ出る(多分無理)
①大槻幸義②理学研究科化学専攻③量子最適制御理論と機械学習を使った制御機構の解明④国外へ多く出張させてもらい外国の研究者仲間ができたこと⑤家庭菜園をしながらマイペースで理論研究を続けたい
①瀬野裕美②情報科学研究科③数理生物学④青葉山キャンパスの初夏の新緑、短い秋の紅葉、晩秋の落葉、初冬の落日⑤退職は大きな節目ながら、これまで通り学問にいそしみたいと思います
①小林広明②情報科学研究科③コンピュータアーキテクチャ、高性能計算④研究や日常に関する日頃の学生との語らい⑤自分の興味・趣味により多くの時間を割きたい
①川勝年洋②理学研究科③統計物理学、ソフトマター物理学④仙台の街が落ち着いていてきれい。学生さんが粘り強い⑤東北大の特定教授として全学教育に携わる予定です
①青木優和②農学研究科③水圏植物生態学④専攻内外の他研究室と自由に交流して研究ができたこと⑤論文や書籍の執筆・研究調査以外の目的での旅行
①宗政昭弘②情報科学研究科③数学、特に代数的組合せ論④ほぼ新築の建物の研究室が震災にも耐えて20年以上快適だったこと⑤好きな研究と趣味のスポーツ
※大隅教授は顔写真なし
①大隅典子②医学系研究科発生発達神経科学分野③神経発生学④2023年の「女子学生入学110周年記念式典」に佳子内親王殿下よりお言葉を賜ったこと。「大隅ゼミ」から多数の優秀な医学部生が輩出⑤しばらく研究とともに日本学術振興会の理事として我が国の研究費支援・研究者育成・国際交流に関わります
①運上茂樹②工学研究科土木工学専攻③土木工学・耐震工学・構造工学④研究活動を通じて飛躍的に成長していく学生の姿が感動的でした⑤少しでも地域社会のためになる活動に取り組みたいです
①宮崎真理子②医学系研究科内科病態学講座腎臓内科学分野 ③腎臓内科学④東日本大震災に際して被災地の総合大学、総合病院としての底力のすごさが印象的です。国際卓越研究大学への選出等、東北大の評価が高いこともうなずけます。また女子学生、研究者を力付ける取り組みだけでなく、共創する社会であるべきことも気付かせてくれ、自分の成長にもつなげていただきました。その東北大を卒業し、教員として定年を迎えられることはどんなに幸せなことか言葉には表せません⑤フレイル(身体的、精神的、社会的に虚弱な状態)を防いで、健康的に楽しく過ごす
①西村修②工学研究科土木工学専攻③環境生態工学④優秀な学生と一緒に研究を行うことができて幸せでした⑤研究を続けて、美しい地域・地球環境の保全に貢献したい
①藤掛英夫②工学研究科電子工学専攻、災害科学国際研究所 ③フレキシブルディスプレイ、3D表示システム、液晶光学デバイス④紫綬褒章の受章、米国電気電子学会IEEEのフェロー称号認定、研究成果の論文発表⑤専門書や啓発書などの書籍の執筆
①吉田和哉②工学研究科航空宇宙工学専攻③宇宙ロボティクス ④青葉山キャンパスのケヤキ並木(春の新緑、秋の紅葉)⑤月面で自在に活動するロボットの実現
◇ ◇ ◇
回答は、編集の都合上やむを得ない場合を除きそのまま掲載した。
最後に、ご協力いただいた教員の皆さまに感謝を示し、今後の健康とますますのご活躍を祈る。











