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【論点】地下鉄東西線 -通学の利便化へ-

 平成27年に開業が予定されている地下鉄東西線は、仙台駅から青葉山キャンパスまでを9分で結ぶ。開通後、学生の通学事情はどのように変化するのだろうか。



 地下鉄東西線は、八木山動物公園付近から都心部の仙台駅付近を経て、仙台東部道路の東インターチェンジ付近に至る路線だ。本学内においては「川内駅」と「青葉山駅」の2駅が設置され、平成27年の開業を見据えて工事が進められている。


 川内駅は川内北キャンパスのマルチメディア棟の西側に、青葉山駅は青葉山キャンパスの理学部情報科学研究棟付近にそれぞれ建設される。両駅ともエレベーターと上り下りのエスカレーターが設置され、バリアフリー化された構造になる。周辺には駐輪場が設けられるため、最寄り駅まで自転車で来て東西線に乗り継ぐことが可能だ(仙台市交通局ホームページより)。


 現状では、本学の学生が通学の際に公共交通機関を利用する割合は低く、学生全体の20パーセントほどに止まる(平成23年度本学学生調査より)。大半は自転車や原付バイクなどを利用するため、冬道の安全対策や駐輪場の不足などの課題がある。また、駅から各キャンパスを直接結ぶ公共交通機関は現在のところバスのみで、悪天候時や混雑時における遅延が問題視されている。


 一方、地下鉄は雨や雪の影響を受けず、渋滞とも無関係である。よって目的地への到着時間が正確に分かる。さらに、仙台駅付近では現存する地下鉄南北線とJR線からの乗り換えが容易にできるため、自転車や原付バイクに頼らない通学が可能になる。


 開業が予定されている平成27年には、旧帝国大学の体育大会である「七大戦」が本学の主管で行われる。駅からのアクセスの簡便化や駐輪場の整備が求められているだけに、東西線の早期開業が待たれる。
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