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【ネタ記事】示せ!うまい棒マイスターの風格 うまい棒の味当ててみた

 お金がない。大学生の誰もが直面する問題だろう。家賃、食費、交際費……。お金はいくらでも消費される。バイトをする学生、光熱費を節約する学生、様々な学生が存在する中、筆者は食費を減らすことを選んだ。
 食事の回数を減らし、空腹に喘ぐ筆者。そんな筆者を救ってくれた魔法のお菓子がある。そう、うまい棒だ。1本10円という安さながら、値段以上のボリューム、そして何よりも多彩な味で飽きが来ない。空腹をうまい棒で乗り越え、数多のうまい棒を胃袋に収めた筆者は、「うまい棒マイスター(自称)」として報道部に君臨する存在だった。

 その「うまい棒マイスター(自称)」である筆者が今回挑戦した企画は「利きうまい棒」である。目隠しをした状態でうまい棒を食べ、その味を当てるというものだ。今回は10種類のうまい棒を食べ、味を吟味した。
 最初に10種類のうまい棒を食べ比べて味を覚え、万全の態勢で企画に臨む。1本目を口に入れ、ゆっくりと味わう。そして出した答えはサラミ味。しょっぱい味が大多数を占めるうまい棒の、繊細な味の違いを完璧に見極めた、と思っていた。「これは簡単ですよ」と自信満々に答える筆者。ギャラリーから馬鹿にするような笑いが起きた気がしたが、気にせず続行する。
 その後はシュガーラスク味やコーンポタージュ味といった特徴的な味が続き、自信を持って答えることができていた。しかし、7本目ほどで異変に気づく。「ここ3本ぐらい同じ味しかしないぞ?」それなりに味を再現しているうまい棒だが、基本はしょっぱいだけである。しかも多くのうまい棒を食べたせいで口に様々なうまい棒の味が残り、完全に舌がバカになっている。「こっちがエビマヨ味か?それともサラミ味?でもサラミ味は最初に答えたしなぁ」と、自分の舌に自信が持てなくなり、疑心暗鬼に陥ってしまった。
そのようなコンディションで味を判別できる訳もなく結果は10本中4本と惨敗。しかも、6本目以降は全て不正解と散々な結果に。ちなみに1本目の味はめんたい味。穴があったら入りたい。
 今回の企画では飛び入りゲストとして新入生のK君も参加。「現実世界に無い味がする」などと迷言を残しながらも、1本目で難関のテリヤキバーガー味を当てるなど快進撃を見せ、結果は10本中5本の正解。新入生に負ける「うまい棒マイスター(自称)」とはいったい何だったのか。
 不甲斐ない結果に終わってしまった今回の企画。筆者としてもこのままバカ舌と思われ続けるのはよろしくない。いずれは別の食べ物でリベンジをするときが来るだろう。その機会を乞うご期待。

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