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【ネタ記事】示せ、おにぎり愛! ~食べて、握って、また食べて~


 平成28年から8月11日を「山の日」と制定する祝日法改正が昨年成立した。その結果8月に初めて祝日が設けられたが、一方で6月が唯一祝日のない月になった。このままだと6月が嫌われてしまう。そう考えた筆者は早速インターネットで調べ、日本人としてまさに祝うべき記念日、6月18日の「おにぎりの日」を発見した。

 おにぎりは具のバリエーション次第で様々なおいしさを楽しめるだけでなく、その手軽さからどこでも食べることが可能で、老若男女を問わず、広い世代に親しまれている食だ。そこで、今回は「利きおにぎり」と「おにぎりの具を考える会」を催し、「おにぎりの日」を祝った。

 「利きおにぎり」は目隠しをしておにぎりを食べ、それがどこのコンビニの製品か当てるものだ。部員NとKが参戦し筆者と3人で競うことに。今回の利きおにぎりはLソン、Sブン、Fミマ、Sクス、Nデイズのポピュラーな5店舗のコンビニで、サケ、梅、昆布の3種類の定番おにぎりを用意した。

 まず参加者は味を確かめるべく、それぞれのおにぎりを一口ずつ味見。3人の準備が整ったところで、Nのサケおにぎりでの挑戦を皮切りに利きおにぎりが始まった。

 Nは1問目のSブンを正解し、幸先の良いスタートを切った。ところが、おにぎりを食べ重ねるたび迷いが生じ、結果3問正解で終わった。続いて筆者が昆布に挑戦した。1問目のLソンの昆布はその甘さから難なく成功するも、もともとの米嫌いがたたったのか、その後すべてをはずす不甲斐ない結果に。梅の利きおにぎりをしたKは味をメモしたカンペが功を奏し、3問目まで順調に正解を続けた。しかし、4問目のNデイズの梅で事件が起こる。目隠しによって敏感になった味覚が味を別店舗の梅と誤解し、正解していた3問目の解答を変更、結果この2問をはずしてしまった。

 「おにぎりの具を考える会」は、既存の具に飽き足らない部員A、U、Kと筆者が参加し、各々が具を持ちよって「おいしいおにぎり」を数々試作した。

 一つ目はサバの缶詰。みそ味が利いた骨まで煮込まれた柔らかいサバがごはんによく合い、言葉通り「おいしい」おにぎりができ、次のおにぎりへの期待が高まる。二つ目は某部員イチオシのチョコキムチ。書くまでもなくまずそうだが、一口食べてみると案外まずくはない。でもおいしくもないおにぎりだった。

 次に日米のファストフード代表のおにぎりとハンバーガー、それにポテトの融合を図った。Uは食べ終えて「ぱさぱさ」と一刀両断。別々に食べた方が無難なようだ。また手軽さで肩を並べるランチパックのピーナッツを入れてみたがこれはまずい。おにぎりと合わせずそのままに食べることを勧める。

 最後は仙台銘菓シリーズ。まずはずんだ餅で、筆者が食べることに。これは許せる味だが、食べるにつれてその甘さに飽きてしまった。そして、萩の月にも挑戦。冷やすとおいしいが、今回は熱々のごはんに投入。Aは「心臓がけいれんした」と、そのおいしさを表現したが、食べきるまで無表情でいたことが気になる。

 おにぎり三昧の筆者と部員たちは企画終了後、みな満足げな表情を浮かべた。あの三角形に魅せられたおにぎり愛は、のりだけでは包み切れない。
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