フォーミュラチーム 困難乗り越え最軽量化
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大会は9月1日から5日にかけ行われ、エンジン部門77チーム、EV(電気自動車)部門9チームの計86チームが参加した。フォーミュラチームの参加したEV部門は、車の運動性能を4種目で競う動的審査と設計やプレゼン、コスト計算などの静的審査の大きく分けて2つの審査の合計点を競う。動的審査は車検をすべて通過しなければ受けられない。EV部門の車検は、エンジン部門の80項目に対し、200項目と多く非常に厳しいため、今年は4チームしか通過できなかった。
フォーミュラチームは過去の2大会で、車検を通過できずに涙をのんだ経験を持つ。今回は車の製作に協力したスポンサーにこれ以上失敗を見せるのは許されないとのプレッシャーもあった。その中で、徹夜を繰り返し今まで蓄積したデータを活用し、本番直前まで問題が発生するも、 見事に車検を突破した。しかし、車検を突破した後にタイヤがパンクするなどハプニングにも見舞われた。
次回の大会では、EV部門における優勝と、エンジン部門を含めた総合6位以内の入賞を目指していくという。日本では発展途上のEV車での総合上位入賞に期待したい。