【50周年記念企画】③復刊年の入試を解く
https://ton-press.blogspot.com/2016/07/50.html
筆者は激怒した。必ず、かの無理難題の入試を解かねばならぬと決意した。筆者には三角不等式が分からぬ。筆者は、数学できない法学部生である。(中略)「筆者、君は、一問も解けていないじゃないか。早く青チャートを解き直すといい」筆者は、ひどく赤面した。
という訳で、今回は50年前の本学入試にチャレンジする。全ての科目を解くには時間がない上国語や英語の採点が困難なため、数学を解くことにした。冒頭にある通り筆者は法学部なので、文系数学にした。決して逃げではない。協力してくれたのは3年生のYとU、1年生のYとMの4人。問題を持ち帰って各自解いてきてもらった。問題の一部をまとめた。実際に解きながら記事を読むと良いだろう。
第1問は対数に関する問題。「タイスウってなんだっけ」「数字を一つ間違えるってなんだよ。訴えるぞ」分からないのでパス。おそらくこれがこの年の一番難しい問題なのだろう。
第2問は図を使えば解けるのだろう。図を書いたがこれをどうすれば良いのだろう。とりあえずパス。
第3問は三角関数の問題。「三角関数ってサインコサインタンジェントだろ、知っているよ」知っているが解けない。範囲に円周率があるのはなぜだろう。
第4問は等差数列の問題。iって2乗したらマイナス1になる文字だっけ。よし、ちゃんと覚えていた。以上。
第5問はもはやタイトルすら分からない。とりあえず曲線を微分してみよう。これで解けば行けるだろう。よし、全て解き終わったし採点しよう。え、パスした問題があるだろうって? 筆者は過去を振り返らないタイプなのだ。
大学図書館に過去問の解答があったため、これに基づいて採点をした。なんと私以外の4人はほぼ満点解答であった。3年の2人は理系であるし、1年も数か月前まで受験生だったので記憶が残っていたのであろう。しかし筆者の採点結果は散々だった。いや、ほぼ白紙なので採点すら不要だった。法学部でやる計算といえば、せいぜい不法行為法における損益相殺程度である。損益相殺も数学というより算数レベル。理系や経済学部などより数学に触れる機会が少ないから仕方ない… 。なんて自分を慰めていると、ある1年生が「大問1は楽勝でしたよね。解けない人なんているんですか?」と話しかけてきた。この言葉に筆者は衝撃を受けた。あれって、この年の最凶の問題じゃないの? 筆者は帰宅後、レポートなどわきに置いて高校時代の青チャートを必死に解いていたことは秘密である。
という訳で、今回は50年前の本学入試にチャレンジする。全ての科目を解くには時間がない上国語や英語の採点が困難なため、数学を解くことにした。冒頭にある通り筆者は法学部なので、文系数学にした。決して逃げではない。協力してくれたのは3年生のYとU、1年生のYとMの4人。問題を持ち帰って各自解いてきてもらった。問題の一部をまとめた。実際に解きながら記事を読むと良いだろう。
第1問は対数に関する問題。「タイスウってなんだっけ」「数字を一つ間違えるってなんだよ。訴えるぞ」分からないのでパス。おそらくこれがこの年の一番難しい問題なのだろう。
第2問は図を使えば解けるのだろう。図を書いたがこれをどうすれば良いのだろう。とりあえずパス。
第3問は三角関数の問題。「三角関数ってサインコサインタンジェントだろ、知っているよ」知っているが解けない。範囲に円周率があるのはなぜだろう。
第4問は等差数列の問題。iって2乗したらマイナス1になる文字だっけ。よし、ちゃんと覚えていた。以上。
第5問はもはやタイトルすら分からない。とりあえず曲線を微分してみよう。これで解けば行けるだろう。よし、全て解き終わったし採点しよう。え、パスした問題があるだろうって? 筆者は過去を振り返らないタイプなのだ。
大学図書館に過去問の解答があったため、これに基づいて採点をした。なんと私以外の4人はほぼ満点解答であった。3年の2人は理系であるし、1年も数か月前まで受験生だったので記憶が残っていたのであろう。しかし筆者の採点結果は散々だった。いや、ほぼ白紙なので採点すら不要だった。法学部でやる計算といえば、せいぜい不法行為法における損益相殺程度である。損益相殺も数学というより算数レベル。理系や経済学部などより数学に触れる機会が少ないから仕方ない… 。なんて自分を慰めていると、ある1年生が「大問1は楽勝でしたよね。解けない人なんているんですか?」と話しかけてきた。この言葉に筆者は衝撃を受けた。あれって、この年の最凶の問題じゃないの? 筆者は帰宅後、レポートなどわきに置いて高校時代の青チャートを必死に解いていたことは秘密である。