報道部部室が一時移転中です

川内サークル部室棟(新サ棟)の内装工事に伴い、報道部部室が
【川内・サークル部室棟Ⅱ 410号室】
に一時的に移転しています。
アクセス方法などの詳細はこちらをご覧ください。
他団体の配置などはこちら

祝・七大戦連覇!448号(次号)で特集します

東北大学が今年の七大戦も制覇、2年連続14度目の総合優勝を飾りました!
14度目の総合優勝は、京大に並び最多タイです。
参加団体の皆様おめでとうございます。
次号の東北大学新聞では七大戦優勝を取り上げます。発行は10月中~下旬です。
合わせて、北海道胆振東部地震に被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

今年度の課外活動奨励賞を受賞!

報道部は、今年度の東北大学基金課外活動奨励賞を受賞いたしました。今回は27団体が受賞しました。
報道部の受賞はこれで3年連続になります。ありがとうございます!
学内外の皆様に読んでいただける記事、新聞をこれからも発行し続けて参ります。

読み込み中

【書評】『異邦人』 アルベール・カミュ 新潮文庫

 『異邦人』はアルベール・カミュを代表する作品だ。「きょう、ママンが死にました」という大胆な一文から始まり、人間社会の不条理をテーマにした実存主義小説として評価が高い。また、無神論者と理神論者の間における価値観の違いを鮮明に表現した独特の文体は、読み手を文字の世界へと引き込む。




 主人公のムルソーは、母の葬儀では涙を流さず、親の遺体を見ようともしない。それどころか、葬儀の翌日には海水浴に行き、昔の女性と交際をはじめる。その後、不運もあって人を殺害し逮捕されるが、その動機について尋ねられると、「太陽が眩しかったから」と言い放つ。

 ムルソーの周りで起きた出来事だけを見れば、狂った男だとイメージする人も少なくないだろう。しかし、小説を読み進めていくと、人間味のある男だ、という印象が不思議と残る。その理由は、彼が無神論者であり、神でなく、己の理性に従い生きているからなのだろうか。そのように考えると、明らかに普通ではない行動の数々が、たちまち人間らしいと感じ、今までの行動には全て一貫性があったのだと認識させられる。

 キリスト教社会における真理、カミュが考える実存主義の核心、ユマニストのキリスト教に対する反抗など一読しただけでは難解なテーマも多いが、何回読んでも考えさせられることの多い一冊だ。
文芸評論 1068196670916324106

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