【告知】SENDAI光のページェント開幕 ~仙台の冬 みんなで明るく~
https://ton-press.blogspot.com/2017/12/sendai.html
寒さの厳しい12月の仙台。「みんなの心に温かさを届けることができたら」。そう話すのは、2017SENDAI光のページェント実行委員会実行委員長の佐々木守世さん。開催に携わっている全ての人々への感謝を胸に、東北が誇る冬の風物詩の幕開けを迎える。
SENDAI光のページェントが、今月8日から31日にかけて定禅寺通で開催される。今年のテーマは「みんなで灯す、心の明かり」。定禅寺通に立ち並ぶケヤキの木に約60万個のLEDが取り付けられ、まばゆい光が夜の仙台にきらめきを放つ。電飾のアーチで覆われた定禅寺通は「光のトンネル」と称され、中央分離帯にある遊歩道から至近距離で明かりを楽しむことができる。
23日には市民やマーチングバンドの人々が、サンタクロースやトナカイの衣装に身を包み、定禅寺通を行進する「サンタの森の物語」が行われる。佐々木さんは「音楽やダンスに合わせて光が一斉に点灯するパレードの光景は、言葉にできない」と、その壮観な夜の祭典を熱く語った。
また、同イベントでは初の試みとなる「光のセレブレーション」が同じ日に実施される。この企画では、応募の中から選ばれた結婚予定のカップルのパレードが行われる。新郎新婦は冬をイメージしたオリジナルタキシードとウェディングドレスを着てたくさんのサンタクロースから祝福を受けるロマンチックな演出がなされる。
これらの二つのイベントは、学生ボランティアが主体で行われる。SENDAI光のページェントは、第1回目から市民ボランティアが運営してきた。前年度学生リーダーを務めた尚絅学院大学の小山初音さんは「大きな学園祭みたい」と、運営の様子について話す。最初は軽い気持ちでボランティアに参加したが、運営に携わるうちにやりがいを感じ始めた。
杜の都といわれる仙台だが、緑の美しい春夏、紅葉で色づく秋に反し、冬は寒さが厳しくもの寂しい。加えて、32年前に起こったスパイクタイヤの粉じん問題もあって、冬の仙台には負のイメージが定着していた。そこで冬の仙台を盛り上げるために、このイルミネーションイベントが生まれた。
しかし、イベントを開催する上で大きな問題となるのが、資金の調達だ。ケヤキが年々成長していくのに応じて、電飾の取り外しの手間が増大する。より高所での作業の安全性を確保するための警備費がかさむ。その他、老朽化したLEDの修理もしなければならない。
そこで今年から、不特定多数の人がSNSを通して他の人々や組織に財源の提供や協力を募る「クラウドファンディング」を始めた。資金を提供すると、支援額に応じてさまざまな特典を手に入れることができる。SNSによる拡散が見込める、時代に即した募金活動である。
光のページェント期間中は、学生の当日ボランティアを募集している。今年度の学生リーダーを務める東北学院大学の福山拓郎さんは「自分たちでページェントを作り上げる楽しさを感じてほしい。気軽に声をかけてきてください」と話した。
「インスタ映え」が流行語にもなっている昨今。子どもを肩車して歩く家族連れや、永遠の愛を約束されると噂のピンクの電球を探しに訪れるカップルなど、定禅寺通は大勢の来場者で賑わいを見せるだろう。最後に佐々木さんは「寒いので暖かい恰好で訪れてきてください」と笑顔で呼び掛けた。
SENDAI光のページェントが、今月8日から31日にかけて定禅寺通で開催される。今年のテーマは「みんなで灯す、心の明かり」。定禅寺通に立ち並ぶケヤキの木に約60万個のLEDが取り付けられ、まばゆい光が夜の仙台にきらめきを放つ。電飾のアーチで覆われた定禅寺通は「光のトンネル」と称され、中央分離帯にある遊歩道から至近距離で明かりを楽しむことができる。
23日には市民やマーチングバンドの人々が、サンタクロースやトナカイの衣装に身を包み、定禅寺通を行進する「サンタの森の物語」が行われる。佐々木さんは「音楽やダンスに合わせて光が一斉に点灯するパレードの光景は、言葉にできない」と、その壮観な夜の祭典を熱く語った。
また、同イベントでは初の試みとなる「光のセレブレーション」が同じ日に実施される。この企画では、応募の中から選ばれた結婚予定のカップルのパレードが行われる。新郎新婦は冬をイメージしたオリジナルタキシードとウェディングドレスを着てたくさんのサンタクロースから祝福を受けるロマンチックな演出がなされる。
これらの二つのイベントは、学生ボランティアが主体で行われる。SENDAI光のページェントは、第1回目から市民ボランティアが運営してきた。前年度学生リーダーを務めた尚絅学院大学の小山初音さんは「大きな学園祭みたい」と、運営の様子について話す。最初は軽い気持ちでボランティアに参加したが、運営に携わるうちにやりがいを感じ始めた。
杜の都といわれる仙台だが、緑の美しい春夏、紅葉で色づく秋に反し、冬は寒さが厳しくもの寂しい。加えて、32年前に起こったスパイクタイヤの粉じん問題もあって、冬の仙台には負のイメージが定着していた。そこで冬の仙台を盛り上げるために、このイルミネーションイベントが生まれた。
しかし、イベントを開催する上で大きな問題となるのが、資金の調達だ。ケヤキが年々成長していくのに応じて、電飾の取り外しの手間が増大する。より高所での作業の安全性を確保するための警備費がかさむ。その他、老朽化したLEDの修理もしなければならない。
そこで今年から、不特定多数の人がSNSを通して他の人々や組織に財源の提供や協力を募る「クラウドファンディング」を始めた。資金を提供すると、支援額に応じてさまざまな特典を手に入れることができる。SNSによる拡散が見込める、時代に即した募金活動である。
光のページェント期間中は、学生の当日ボランティアを募集している。今年度の学生リーダーを務める東北学院大学の福山拓郎さんは「自分たちでページェントを作り上げる楽しさを感じてほしい。気軽に声をかけてきてください」と話した。
「インスタ映え」が流行語にもなっている昨今。子どもを肩車して歩く家族連れや、永遠の愛を約束されると噂のピンクの電球を探しに訪れるカップルなど、定禅寺通は大勢の来場者で賑わいを見せるだろう。最後に佐々木さんは「寒いので暖かい恰好で訪れてきてください」と笑顔で呼び掛けた。