報道部へ入部を希望する方へ

報道部では、5月中に週1回~2回ほど、Zoomを利用したオンライン活動説明会を実施いたします。
また、今後の新歓情報発信は、本HPと報道部公式Twitter、4月20日より運用を開始した報道部公式LINEから行います。Zoom説明会に必要なURLは、TwitterのDMまたはLINE公式アカウントから行いますので、TwitterのフォローまたはLINEの友だち追加をよろしくお願いいたします。
以上に関して、詳細はこちら(入部希望の方へ)をご覧ください。

課外活動の禁止措置に対する報道部の対応について(4/13更新)

3月30日、本学より課外活動の禁止(ただしオンラインでの会議や個人練習を除く)が通達されました。
報道部では、週1回行っている部会について、オンラインでの実施をいたします。本来であればこの時期の部会は新入生にご見学いただいているところですが、この禁止措置が解除されるまでは見学はできません。
4月号(4月20日発行)については、部員のノートパソコン等で紙面製作を行い、ブランケット版2面で発行いたします。なお、学内外のポストへの配置・学内便や学外便のお届けは当面行いませんので、本ホームページを通して記事をお楽しみください。なお、5月号以降に関しても当面の間同様の措置をとる予定です。
また、広報紙『学友会』については、本学学生支援課の指示を仰ぎながら、7月ごろの発行を目指して活動いたします。

TBCラジオで紹介されます!

2019年4月23日より、TBCラジオ「NEW NEWS」(月〜金・午後4時〜)内のコーナー「学生新聞拾い読み(仮)」にて、東北大学新聞の記事が紹介されています。毎週火曜日、午後4:20頃からの放送となります。ぜひお聞きください!

お問い合わせフォームのご利用に際して

弊部ホームページには、お問い合わせフォームが各ページの下部にあり、そこから弊部へお問い合わせをしていただくことが可能となっております。お問い合わせをいただく際には、必ずご自身のお名前をご入力いただきますようお願いいたします。明らかに偽名を用いていると判断した場合、返信を差し上げないことがございますので、あらかじめご了承ください。

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仙台短編文学賞受賞作『あわいの花火』の作者語る ~震災後の日常描く~

 第1回「仙台短編文学賞」の受賞作が先月10日に発表された。仙台短編文学賞は、仙台・宮城・東北の地から発信する文学賞であり、昨年新設されたにも関わらず、576編もの応募作品が寄せられた。その中から、河北新報社賞を受賞したのが、仙台市在住である安堂玲さん(47)の『あわいの花火』だ。受賞を受け安堂さんは、「本当に驚いた。何かの間違いではないのかと思った」と振り返る。




 小説の舞台は、8月に仙台市の広瀬川で開かれる灯籠流しと花火大会。震災で家族を失った12歳の晴也と、彼を引き取った伯父の勇一が、花火が始まるのを前に、震災に対するやり場のない思いを語り合う。選評では、「情緒纏綿(てんめん)になりがちな鎮魂という重いテーマを、洒脱な会話が救っている」と、小説全体の雰囲気が高く評価された。

 小説の後半、晴也と勇一は、広瀬橋のたもとで拡声器を手に持ち、「震災を忘れるな!」と演説する男を目にする。勇一はそれを見て、「俺、あの言葉嫌いだ」と晴也に漏らす。「忘れられるなら忘れればいい。被災地の人間は、誰よりも悲しい思いをしたんだ。これ以上痛みを抱える必要なんてない」と、大きな被害を受けた地域の内側と外側で、震災への思いがすれ違うもどかしさを口にする。

 「仙台にも日常があることを書きたかった」と安堂さん。当初は震災について書くつもりはなかったが、震災を含まずに仙台に住む人々の日常を描くことは不可能だと悟ったという。安堂さんは「深く傷ついた人たちはどうやっても震災を忘れることはない。その人たちに向けて『震災を忘れるな』と訴えるのは、どこか方向性が違うように感じた」と続けた。

 「大切なのは、被災地への支援の現状や震災での教訓を外側に発信することなのではないか」。だが、そのことを現実に口に出すのは、世間的にタブーであるようにも感じられ、「小説を書くということを通して、その葛藤を表現できたように思う」と振り返った。

 晴也と勇一の会話の中で晴也は、勇一の同僚である小峰が、姑の強い意向で家族と離れて暮らさざるを得なくなったということを聞き、唐突に「――被災者だね」と言う。「小峰さんもだけど、お姑さんも、みんな被災者」「震災は、生き残った人も壊すよね。ちょっとずつ。波が砂を崩すみたいに」

 この印象的な場面について安堂さんは、被災地の内側でも外側でも、大なり小なり皆傷ついているという思いを表したかったと明かす。他人の気持ちは分からないが故に、自分の善意で行動し、結果的にすれ違ってしまうという震災後のもどかしさも、伯父と甥の何気ない会話を描くことで見えてくるのではないかと考える。

 小説を書き始めたのは、生命の危機を感じるほど体調を崩したのがきっかけだという安堂さん。締め切り直前に仙台短編文学賞の存在をインターネットで偶然知り、その後3日間で書き上げた今作で賞を手にした。河北新報の朝刊で自分の小説が読めることは楽しみだったという。今回受賞した仙台短編文学賞について、安堂さんは「仙台に文学賞ができたことはとても嬉しかった。仙台・宮城の文学シーンがもっと盛り上がってほしい」と語った。

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