読み込み中

【ネタ記事】W杯を料理! ~半端ない3品を作る~

 2018 FIFAワールドカップが先月14日から今月15日にかけてロシアで開催された。日本代表は見事にグループリーグを突破し、決勝トーナメントでベルギーに敗れるも、ベスト16という好成績を収めた。そこで今回はワールドカップで日本と対戦した国を文字通り「料理」して、対戦国の文化への理解を深めてみる。




 まずはコロンビアを料理する。グループリーグでは初戦で日本と激突。日本が電光石火の攻撃で勝ち取ったレッドカードとPKが印象深い試合だ。

 実際の試合は序盤の攻防が勝敗を分けたが、ここでは逆にじっくり調理しよう。作る料理はアヒアコ。鶏肉とジャガイモを使ったスープ料理だ。

 まずはジャガイモをスープに溶かしてとろみを出すために細かく切ったものと、具材として煮る大きめものに切り分ける。ジャガイモを鍋に入れたら水を入れ、コンソメ、にんにく、塩コショウで味付けをして、じっくりと煮込む。ジャガイモが柔らかくなってきたらおたまで細かく切った方をつぶし、とろみが出るまでさらに煮込む。今回はほかにも具材としてコーンとベーコンを入れてみた。

 次に料理するのはセネガル。日本のグループリーグ突破のカギとなったセネガルは、米料理が豊富。メインディッシュにプレヤッサを作る。

 プレヤッサとは、レモン汁ベースのソースで鶏肉をマリネし、玉ねぎと一緒に炒めたものをご飯に乗せたもの。きつね色になった玉ねぎの甘みと、レモン汁の酸っぱさが絶妙なハーモニーを奏でる。

 最後に作るのはベルギー料理のトマト・オー・クルヴェット。決勝トーナメントでは日本の惜敗に終わったが、リベンジの意味も込めてしっかりと料理する。

 トマト・オー・クルヴェットは中身をくりぬいたトマトにゆでた小エビを詰め込むシンプルな料理。エビはマヨネーズであえて味をつける。トマトの中身はスプーンでくりぬき、エビを入れたら完成だ。さらに添えたキャベツと、トマトの鮮やかな色が食卓に彩りを与えてくれた。

 テーブルの上はまさにワールドカップ。三つの国の料理が鮮やかに並んでいる。では実食。まずは前菜としてトマト・オー・クルヴェットを食べる。しっかりとゆでたエビからは生臭さが消え、トマトの甘みとよくマッチする。次にメインディッシュのプレヤッサ。レモンの酸味と玉ねぎの甘みが食欲をそそり、ご飯とよく合う。最後にアヒアコのスープをいただく。溶けたジャガイモの甘みで、シチューのような味がしてとてもおいしい。具材はほとんどジャガイモなので意外とお腹にたまる料理だった。

 ワールドカップは世界中の国々が予選に参加し、勝ち残った32ヶ国が本大会に参加する。今回は日本が対戦した国を中心にピックアップして料理を作ってみたが、他に参加した国にも目を向けてみよう。試合の勝ち負けだけでなく、他国の文化に目を向けるいい機会になる。
ネタ記事 4045361940592402421
ホーム item

報道部へ入部を希望する方へ

 報道部への入部は、多くの人に見られる文章を書いてみたい、メディアについて知りたい、多くの社会人の方と会ってみたい、楽しい仲間と巡り合いたい、どんな動機でも大丈夫です。ご連絡は、本ホームページやTwitterまでお寄せください。

Twitter

Random Posts