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【働くこととは】特別編 ~ラジオの今 音で寄り添う~

   若者のラジオ離れが指摘されて久しい。しかし、中には好んでラジオを聴く学生も多い。ファンである歌手が担当する深夜番組のヘビーリスナーだという学生は、ラジオの魅力について「リスナーと出演者との距離の近さ」だと話す。今回は「働くこととは」特別編として、現代のラジオの在り方や、番組制作のやりがいについて、現場で働く人々に話を伺った。

 東北放送ラジオ局制作部のプロデューサーである長南昭弘さんは、ラジオに携わる上で「時間に対する意識が強い」と話す。時間の流れの中で発信すべき適切な情報を考ているという。映像がないラジオは音声だけで情報を伝える。日本人のSNS利用率が約8割に及ぶ現代だが、ラジオを聴く人は一定数いる。また、目の不自由な人でもラジオは楽しむことができる。

 大学卒業後、放送局に入社し25年を迎えた長南さんは、今でも現場に取材に行き、「生」の声に触れられることにありがたさを感じるという。地域に密着しリスナーとの距離が近いローカルラジオだからこそ、コミュニケーションメディアとしての側面がより一層強い。「ラジオは、人間同士が共有できるものの積み重ね。イメージを伝えるためにはふとした息遣いも大切」と語る。

 東北放送のラジオ番組「NEW NEWS」(毎週月~金曜日、夕方4時~6時放送)の番組制作を担当する後藤一将さんは、フリーランスのディレクターとして番組を制作している。学生時代はいわゆる「ハガキ職人」だった後藤さん。特に仕事の中では、番組の音声に加工を施す「ミキシング」にやりがいを感じるという。「パーソナリティーの話にタイミングよくBGMを流せると気持ちいい」と、ラジオの「音」に対するこだわりを見せる。

 情報が飛び交う現代に、「音」によって人々に寄り添うラジオ。メディアの在り方が多様化したからこそ、その価値を実感するのかもしれない。 
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