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【新入生向け2021・一言居士】ー2021年3月ーコロナ禍の春

 2年前の春、仙台では雪のなか桜が満開を迎えた。関東出身の私はまず4月に雪が降ることに驚き、さらに4月に桜が見ごろを迎えることに驚いた。満開の桜と共に迎えた入学式は、今でも強く心に残っている▼道端の桜を横目に会場へと向かい、会場で隣の新入生と話が弾む。式典が終わり外に出るとサークル勧誘をする先輩方が列をなしており、会場の外に出るころには分厚いチラシの束が両手に抱えられている。春の風物詩ともいえるこの光景を次に見られるのは何年後になるのか▼新型コロナウイルスの脅威は未だ収まる気配がなく、「ウィズコロナ」の新しい生活様式が続く。終わりの見えないこの生活に、「大学に入ったところで何ができるのか」と不安になる人もいるかもしれない。しかし高校までとは違い、自主性を求められるのが大学。これからの大学生活が価値あるものになるかは、皆さんの行動次第だ▼桜が咲くためには春の暖かさだけではなく、冬の厳しい寒さが必要だそうだ。コロナ禍の入学試験を突破し本学に入学した皆さんなら、自らの手で道を切り開き、明るい未来へ進んでいけるだろう。皆さんは、すでに大きな困難に打ち勝ってここにいる。どうか自信をもってこれからの大学生活を歩んでいってほしい。

                    (文責・大沼)

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