【秒撮】榴岡天満宮~季節の花で気分転換~
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長い冬が終わり、やっと暖かい季節がやってきた。散歩に出かけると、いろいろなところで春を見つけることができる。街を行く人の服装は軽やかになり、虫はあちこちを飛び交うようになる。しかし、何といっても春の足音を感じさせられるのは花ではなかろうか。桜の木を見かけて、つぼみが今にも開花しそうになっているのを見ると、もう春なのだということを実感する。
写真のつぼみは榴岡天満宮で撮影したものだ。榴岡天満宮は仙台駅の東側に位置する。この神社は隣接する榴岡公園と並んで桜の名所として知られている。本を正せば984年創建の由緒正しき神社だ。境内には桜のみならず、梅やつつじも植えられており、季節の花を楽しむことができる。筆者が立ち寄った頃は、梅は散り際で、桜はまだつぼみながらもぷっくりと膨らんでいた。
受験シーズンが終わったからか、それとも外出自粛のせいか、境内は閑散としていた。菅原道真公も少し寂しく思っていることだろう。
コロナ禍はなかなか終息の兆しを見せず、今年の春も桜の下でお花見をとはいかない。しかし三密を避けたうえで、散歩がてらに近くの公園や神社に寄るくらいなら許されるだろう。ステイホームの気分転換に春を感じてみてはどうだろうか。