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【ニュース】コロナワクチン"職域接種"進む ~米モデルナ製 任意で~

 本学は、学生・教職員約2万1000人を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種を先月21日から開始した。これは「職域接種」を推進する政府の要請に従い、厚生労働省への申請を経て実施されているものだ。




 ワクチンは米モデルナ製を使用し、「打ち手」として歯学部の歯科医師を動員。運営は大学職員が担当し、会場内に専用レーンを設けることで一般接種者に影響しないように接種を進めている。接種は一日に約500人を見込んでいる。


 接種の予約は、接種希望日時の3日前の正午までに、学内で作成された「ワクチン接種Web予約システム」を利用して行う。1回目の接種予約をすると、4週間後の同じ曜日、同じ時間帯に2回目の予約が自動的にとられる。接種に伴う休講措置はないため、副反応が起こることも想定し、2回目の接種も含めて日程を十分考慮しなければならない。また、地方自治体からの「接種券」がない場合や、仙台市に住民票がない場合も接種できるが、「接種券」は本学が回収するため、各自で保管する必要がある。なお、ワクチン接種は任意であり、接種の有無で差別的な取り扱いがされることはない。


 本学が行っている「職域接種」について、学生からは「(職域接種を)実施するための設備や手はずを整えるのに手間がかかったことは、想像に難くない。それを成し遂げたことを評価したい」という声が寄せられた。また、基礎疾患がある学生は「重症化リスクが高いため、ワクチン接種を待ちわびていた。本来の予定より早く接種できたことはありがたい」と感想を述べた。


 会場は「東北大学(宮城県・仙台市)ワクチン接種センター」(ヨドバシカメラマルチメディア仙台4階)。実施期間は、1回目が今月16日(金)まで(土日含む)。2回目は来月13日(金)まで。


【接種の際の注意事項】

▽接種前にご自宅で体温を測定し、明らかな発熱等がある場合などは接種を控えること

▽肩が出せる服装で来場すること

▽当日は、予診票、接種記録書、本人確認書類(免許書等)を必ず持参すること

▽以下にあてはまる方も基本的には接種は可能であるが、かかりつけ医等と相談の上、接種の可否を検討すること

・現在、何らかの病気で治療中の方

・授乳中の方

・新型コロナウイルスに感染したことのある方

▽妊娠中の方については、現時点で十分な臨床試験データがないため、主治医等と相談の上、接種の可否を検討すること


 【ワクチン接種Web予約システム】

https://www.srp.tohoku.ac.jp/corona-vaccine/


【米モデルナ製ワクチン】

mRNAワクチンであり、有効率は約94%。1回目の接種後、4週間の間隔で2回目の接種が必要である。18歳以上に接種。



※掲載画像は一部加工しております。

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