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【インタビュー】学生支援団体 はぐね ~コロナ禍の学生支える~

 新型コロナウイルス感染症の拡大によって、大学の授業のオンライン化が進んだ現在、効率的に学べる学生がいる一方で、友達作りといった実生活で不自由を感じている学生もいる。宮城県内の大学生によって運営される学生団体「はぐね」は、コロナ禍で困っている学生を支援するために昨年11月に設立された。現在、13人のメンバーが活動している。はぐねの代表を務める本学学生の狐野彩人(この さいと)さん(法・2)にお話を伺った。



 はぐねの活動は、主にフリースペースの運営、食料提供、イベントの開催である。「こうした活動を通して、孤独を感じている学生の支えになれば、いいなと思っています」と狐野さんは言う。フリースペースでは、雑談や自習をすることができる。また、イベントに参加した人が楽しめるように、マジックショーや公認会計士の講演などを開催してきた。これらの活動に加えて、はぐねは奨学金やサークル紹介などの学生向けの情報をSNSで発信している。こうした活動の資金は、公募による新型コロナウイルス対応緊急支援助成やクラウドファンディングがもとになっている。


 「気軽に頼れる空気作り」ははぐねの考え方の一つである。「直接会って、たわいない話をするだけでも、心が和むと思います。もし、悩みを抱えている人がいるなら、いつでも相談に乗ります。はぐねを誰かの居場所になれるような団体にしたいです」と狐野さんは意気込んだ。

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