【秒撮】瑞鳳殿(仙台市青葉区) 秋の特別御開帳
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川内キャンパスから徒歩20分の場所にある瑞鳳殿(仙台市青葉区)は、仙台藩祖伊達政宗を祭る墓所だ。仙台の市街地から少し離れ、墓所に向かう坂道では、生い茂る木々に囲まれ、自然を肌で感じられる。
瑞鳳殿は手前から順に涅槃門、拝殿、本殿という三つの建造物から構成される。涅槃門の正面に立つと、拝殿を通して本殿までが一直線上に見えるようになっている。本殿の外装には極彩色が使われており、屋根に竜頭瓦、柱に彫刻獅子頭が施されている。雰囲気は豪華絢爛、荘厳な趣である。
秋の瑞鳳殿特別御開帳は毎年10月中に行われるが、今年は先月1日から16日までがその期間にあたり、本殿内に安置された政宗の木像を拝礼することができた=写真=。特別御開帳は、政宗の忌法要が実施される5月24日にも行われている。
瑞鳳殿周辺には政宗の遺骨の一部などを展示する資料館や、2代藩主忠宗、3代藩主綱宗を祭る感仙殿、善応殿がある。訪れた際には境内の隅々まで観察するといいだろう。