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【ニュース】東北大スパコン大幅増強予定~ベクトル型では世界一~

 本学サイバーサイエンスセンターは10月7日、本学が所有するスーパーコンピューター(スパコン)、AOBAを2023年8月をめどに大幅増強することを発表した。


現在のAOBA。
増強後にはこの5倍の設置面積となる
(本学サイバーサイエンスセンター提供)


 コンピューターによる演算は、データを記憶するメモリと、データを処理するプロセッサの部分で成り立つ。今回の増強は最新のメモリとプロセッサの搭載。演算の性能が増強前の14倍以上になり、一度に大量の情報を処理できる「ベクトル型スパコン」としては世界一となる。増強は増設の形で行われるため、増強中にAOBAが停止することはなく、増設終了後のシステム切り替えの時間のみ停止する。



 AOBAは20年に運用が開始された。現在のAOBAのプロセッサとメモリは、平均して95%以上が稼働している状態。予約が混み合い、使用までに1週間かかるケースも珍しくない。性能の強化にともない順番待ちの状況は改善される見込みだ。



 同センターの滝沢寛之教授は「AOBAを使ったデータ処理を産学連携という形で研究できれば面白い」と話す。青葉山キャンパスで現在建設中の次世代放射光施設整備開発センター(ナノテラス)で、AOBAを使用した大量のデータの処理が期待されている。

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