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合格発表までの緊張、どうする? 勉強「約半数」

 本学に合格した受験生は、前期試験後から合格発表までの間、どのように過ごしていたのだろうか。ほとんどの高校の先生は、受験が終わっても次の試験のために勉強すべきだというが、実際のところどれほどの人がこれを実践しているのだろうか。この疑問に答えるためアンケート調査を行った結果、「中期・後期試験に向けての勉強」と答えたのは約半数だった。(鈴木舞優)

    


 本紙では先月5~9日の5日間、本学学生を対象にアンケート調査を実施し、30件の回答を得た。また数人にインタビュー調査も行った。



 受験が終わってから合格発表までの過ごし方について、約半数の46.7%が「中期・後期試験に向けての勉強」と回答した。次いで多かったのは33.3%が回答した「友人と遊ぶ」だった。「その他」の回答は「ゲーム」「SNS」「ダイエット」「祖父母宅に帰省」など多岐にわたった。=図1=





 虚空へエアパンチ「正気を失っていた」


 印象的あるいはよく覚えている出来事について「友人の不合格の結果を知り眠れなくなった」「他の人の合格発表が進む中で後期対策するのがつらかった」という声があった。中でもAさんは「極度の緊張のあまり、正気を失っていた。常に目に見えない敵と戦っており、食事中にもかかわらず突然エアパンチをすることが多々あった」と当時を振り返る。前期試験が終わっても、合格発表までの間で精神を疲弊させる人は一定数いるようだ。


当時のエアパンチを再現するAさん

 緊張で受験から逃避したという回答も目立った。「1時間半だけ受験を忘れようと思って友達とカラオケに行った」「そわそわして家にいることができず、とりあえず外出していた」など、一瞬でも受験を忘れるために気晴らしをしたという。



 このように不安や緊張を感じていた人がいる一方で「シフォンケーキを作った」「ひたすら運動に励んでいたらキログラム単位で痩せた」と受験とは全く関係のない成果を上げる人もいた。「シフォンケーキを作った」と回答したBさんに後日話を聞くと、「自分でもうなるくらいのおいしいシフォンケーキができた」とうれしそうに語った。

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