【インタビュー】スポーツの先生に聞く体調の整え方
https://ton-press.blogspot.com/2023/02/undo.html
受験生は体が資本。本学非常勤講師としてスポーツの授業を担当している、アスレチックトレーナーの兼平智孝先生に、室内でもできる呼吸とストレッチを紹介してもらった。
肩甲骨周囲筋エクササイズ
①腕を肩の高さに伸ばし、背中を丸くする。
②腕をみぞおちの高さに引き、胸を張る。①②の動作を繰り返す。
③両腕をあげ、耳を挟む。次に両ひじを引き、胸を張る。
④肩の高さで雑巾を絞るように左右の腕を交互にひねる。
10-10-10呼吸
①あおむけになり両膝を立てる(写真)。
②鼻から10秒間かけて優しくゆっくりと息を吸い、口をすぼませて風船を膨らませるように10秒間で息を吐き切る。その後、10秒間吐き切った状態を維持して、再度鼻から吸うのを繰り返す。
③5呼吸を3セット程度行う。
④途中で苦しくなった場合は無理をせず、途中でも次の動作に移る。
先生からのメッセージ~運動、食事、睡眠 バランスよく~
ずっと同じ姿勢で勉強していると、集中力が切れてくるほか、肩こりや腰痛などの血行障害の原因になります。1時間に1回は立ち上がり、軽い運動やストレッチを挟むことをおすすめします。
運動する環境にとくに決まりはありませんが、「ネイチャーサウンド」と呼ばれる川のせせらぎ音、鳥のさえずり声などは自律神経を整える効果があるので、流してみると良いでしょう。
心身の調子を整えるためには、運動に加え、食事と睡眠も重要です。炭水化物ばかりではなく、野菜や汁物も積極的に取りましょう。睡眠は、7~8時間が目標です。夕食、入浴は早めに済ませ、少し体温を下げてから就寝の準備をしましょう。
勉強をするのは言うまでもなく、皆さんの心身です。心身を健全に保つことで、良い学びが生まれます。インターネットでも多くの運動系コンテンツがあるので、活用できると良いですね。皆さんの合格を心からお祈りしています。