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報道部員が教える、ホテルでの過ごし方~リズム崩さず 万全の状態で~

いよいよ明日は二次試験本番。地元を離れて見知らぬ土地のホテルで一人きり……。そんな時、どのように過ごすのが正解なのか。今回はそんな受験生の悩みに筆者の実体験を踏まえて答えたい。本番で後悔なく実力を発揮できるよう、ぜひ参考にしてほしい。



まず食事はしっかり取るよう心がけよう。前日の夕食はもちろん、本番の朝もしっかり食事を取った方がいい。ただ、おにぎりなどの糖分の多いものを食べ過ぎると、消化に体力が割かれて眠くなってしまうので注意が必要である。特に、昼食を食べ過ぎて試験中に眠くなる人は多い。居眠りを防ぐために、お弁当の量を少なめにするのも選択肢の一つだ。また、生ものなど体調を崩す可能性のあるものは控えるようにしよう。短時間で食べることができるゼリー飲料などで済ませるのがおすすめだ。



次に、入試期間中は早寝早起きを心がけよう。理由は、慣れない場所だと体が緊張して、普段より寝つきが悪くなる可能性があるからだ。眠れなくても、横になって目を閉じるだけで十分に体を休ませられる。試験が不安でたくさん勉強したくなるかもしれない。しかし十分な休息が取れず本番に実力が出せなければ本末転倒である。今まで積み重ねてきたものを信じ、腹をくくって早めに床に就こう。



電車の遅延、腹痛、忘れ物・・・。試験当日はどんなトラブルが起きるかわからない。いざという時に焦らないように、荷物の準備や試験会場への経路の確認は前日中に済ませておこう。余裕があれば、会場に下見に行ければなお善いだろう。本番の朝には、交通機関が正常に動いているかチェックすることも欠かせない。



最後になるが、最もおすすめしたいのは「普段と同じ生活リズムを維持するよう心がけること」である。人間、住み慣れない土地に来るとどうしても気分が浮ついてしまう。しかしそのような時は「自分は何のためにここへ来たのか」を思い出してほしい。そして遊びたくなる気持ちをグッとこらえて今までと同じペースで勉強を続けよう。外を楽しむのは試験後でも遅くない。



時間の過ごし方は人それぞれで、今回紹介したものも一部に過ぎない。自分に合った方法を見つけて、後悔のない受験になるように、万全の状態で入試本番を向かえてほしい。(赤星和也)

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