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※ネット限定※【さぁくるどうでしょう】(33)―チェスサークル ホワイトナイツ

 部屋に足を踏み入れると、張り詰めた空気が伝わってくる。チェス盤を挟んで向かい合った部員同士が真剣勝負のチェス対局を行っている。チェスサークル「ホワイトナイツ」の部室だ。文理さまざまな学部から集まった部員は14名ほどで、留学生も在籍している。部員同士の対局や駒を動かしながら対局内容を振り返る「感想戦」を行い、チェスの実力向上を目指す。

対局中の部員

 ホワイトナイツは2006年に発足。以来、先輩から後輩へと技術を受け継ぎながら活動を続けてきた。過去には、全国大会出場や東北大会優勝などの成績を残した部員もいた。


 ホワイトナイツの強みは、チェスに関連する書籍を多く所有していることだ。そのほとんどが、先輩たちが卒業時に残していったチェスの戦術書で、さまざまな展開や戦術に応じた本がずらりと本棚に並ぶ。戦術の数だけ本があるとされるチェスにおいて、膨大な文献から学べる環境は大きなアドバンテージになる。

本棚には英語の戦術書が多く並ぶ。


 学外に活動の幅を広げているのもホワイトナイツの特徴の一つだ。仙台のチェスクラブに参加し、地域のチェスプレーヤーと交流を深めている。また、他大学との交流も積極的に行う。東京大、筑波大などのチェスサークルとは、オンラインでの対局会を実施している。


ホワイトナイツ代表の山田剛史(農・3)さんは同サークルの魅力を語る。
 
 「チェスの対局は、オンラインで完結させることもできます。しかし、あえて対面で集まることで、お互いの戦術や考え方について対話できるところがサークルの良さだと思います」


 ホワイトナイツでは、ほとんどの部員が大学からチェスを始めていることもあり、初心者の入部も歓迎している。
 「ホワイトナイツ」、どうでしょう。
 
 連絡は whiteknights.tohoku@gmail.com まで。

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