【七大戦】フェンシング 本学のお家芸 競技7連覇果たす~「楽しんで」地力見せた~
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フェンシング競技〔8月19~20日・仙台市青葉区の川内体育館〕 本学学友会フェンシング部が総合1位となり、同部は同競技で大会7連覇を飾った。
競技の様子。本学選手が果敢に攻撃を仕掛ける =8月20日、川内体育館 |
今大会に向けた準備期間で意識していたことについて、主将の小泉奏太(工・3)は「部員全員が試合を楽しむことだ。先輩方も楽しむことを心がけていた。勝つことだけにこだわらず、楽しんで取り組むのが大事だと考えていた」と語り、実際に楽しく試合ができたと振り返る。
小泉は部の強みとして、高校からの経験者が多いことを挙げる。「実戦経験の多い彼らが未経験者に技術を伝えられるということも今回の勝利につながったのでは」と振り返った。
今回行われたフルーレ・エペ・サーブルの3種目それぞれに課題が残っているのも事実だ。「1点差で2位となってしまった種目もあった。より実戦を想定した練習を取り入れることが必要だ」と反省点を述べた。
現在、小泉ら3年生の部員は引退を控えており、来年の七大戦に出場するのは2年生以下の選手たちだ。小泉は後輩へのメッセージとして、「常に油断することなく、一つ一つの試合を大切に取り組んでほしい。そして、チーム全体でさらに一体感を身につけてほしい」と語る。
今大会で優勝し、本学の総合得点に貢献したフェンシング部。部の取りえと反省点を生かした上で、今後の活躍と来年以降の七大戦での勝利が強く期待される。
▽総合成績 ①東北大②東京大③京都大④大阪大⑤北海道大(九州大、名古屋大は不参加)