【ニュース】トライアスロン部 日本学生トライアスロン選手権 男子団体3位 柴田選手個人3位
学友会トライアスロン部が昨年10月19日、日本学生トライアスロン選手権(インカレ)で男子団体3位、柴田和樹さん(医工・修2)が男子個人3位となった。同大会で、岡本真依さん(工・4)と柴田さんは、日本トライアスロン選手権(日本選手権)の出場条件に必要なクオリファイポイントを獲得し、11月17日、日本選手権に出場した。
日本学生トライアスロン選手権で第13位、日本トライアスロン選手権に出場した岡本さんに話を聞いた。
(聞き手は高須小町)
インカレ個人13位を獲得。笑顔でゴー | ルする岡本選手(写真は本人提供) |
―日本学生トライアスロン選手権はどのような大会か
日本学生トライアスロン選手権は、部として一番大事にしている大会で、一年間この大会のために練習をしています。東北ブロックで予選を行い、規定順位に入れば本戦への出場が認められます。6月末に行われた予選では、東北地方の女子の枠が3枠しかなく、東北大からは2選手のインカレ出場が決まりました。
―同大会のレース内容は
トライアスロンはスイム、バイク、ランで構成される競技で、得意のスイムを理想的な順位で終えることができました。その結果、次のバイクで他大の選手らと協力し、先頭まで回収することができました。続くランは苦手意識があり、入部してから四年間、3種目の中で最も力を入れてきました。今までの大会に比べればベストのランラップで走れたものの、さらに上位で戦うには、まだまだ力不足であると痛感しました。
―日本トライアスロン選手権に出場した経緯は
特定の大会で先頭から108パーセント以内にゴールすることで得られるクオリファイポイントを獲得し、その順位で出場権を得ることができました。範囲内で着実にゴールできるような最善のレース展開を考え、練習を重ねてきた結果、インカレで取ったポイントで日本選手権への出場が決まりました。長年の目標であり、憧れの舞台であったため、涙が溢れるくらいうれしかったです。日本のトップ選手たちが勢揃いするため、まずは、日本選手権の舞台を楽しみ、思い切り感じ、完走することを目標にしました。
―現在目標としていることは
個人としての目標は、来年の日本選手権に再び出場し、完走することです。また、部としては、女子から3人以上インカレ選手を輩出し、女子団体で表彰台に登りたいと思っています。そのためには、自分ができるだけ速いタイムでレースを運ぶ必要があるため、3種目ともレベルアップが必要だと考えています。また、自分が今まで多くの選手に感化され、強くなってきたので、これからは自分が誰かの刺激になれる、目標となってもらえる存在になりたいです。