読み込み中

【部活動】混声合唱部定期演奏会

  学友会混声合唱部の第66回定期演奏会が今月28日、日立システムズホール仙台にて開催される。今回の定期演奏会では、初の試みとして学外の合唱団「Flare」の賛助ステージが予定される。Flareは仙台を中心に活動する合唱団で、同部の同窓生も複数人所属している。合唱祭や地域のイベントに精力的に参加している合唱団であり、これまでも同部とは関わりがあった。本演奏会に先立って、同部の船越健太さん(工・3)と小林沙羅さん(文・2)に、見どころや意気込みについて話を聞いた。

  (聞き手は小宮正希) 

混声合唱部とFlareの集合写真(=混声合唱部提供)

 合唱にあまり触れない人たちも楽しめる聞きなじみのある曲を多く採用したり、ステージ中で劇を挟んだりするなど、見ていて飽きないように工夫を施した。披露する全15曲を今年の2月に決定し、これまで週2回の活動の中で練習を進めてきた。

 混声合唱は「男声」や「女声」などの同声合唱に比べて音域が広い。表現の幅が広がる反面、歌全体を調和させ、全員の足並みをそろえるのは難しくなる。ステージに上がる50人程度で、隣のメンバー、パート内、そして全体で声を合わせる必要がある。全員が同じ意識を持って歌うことも求められる。そうした部分が非常に難しいと船越さんは語る。

 難しい練習の中でも、大切にしている精神がある。「楽しく歌う、そしてお客さんにも楽しんでもらう」というものだ。この精神の下、混声合唱部は和やかな雰囲気で、仲間と支え合いながら練習に励むことができているという。定期演奏会本番では、歌える気持ちよさと、本番の緊張がせめぎ合うというが、共に支え合う仲間の存在、そして楽しんで聞いてくれるる観客の存在が、何よりの支えになっている。

 学友会混声合唱部にとって、年末に開催される定期演奏会は、まさに1年間の集大成といえるものだ。船越さんは「今年度は多くの新入生を迎えている。新入生たちは継続して練習に励み、実力を付けてきている。経験を重ねた2、3年生を加え、混声合唱部一丸となって、1年間頑張ってきた。この集大成を絶対にいいものにするので、ぜひ見に来てほしい」と呼び掛ける。小林さんも「合唱にあまり関わったことがない人たちにも、歌詞に合わせた歌い方の変化など、混声合唱部が魅せる曲の機微を感じ取ってもらいたい。今この瞬間からも、細かいところを洗練させ続け、定期演奏会を良いものにしていきたい」と続けて意気込む。1年間の集大成である定期演奏会、部全体で積み重ねてきた練習の成果をぜひ会場で味わってもらいたい。

 定期演奏会は、今月28日(日)、14時開場、14時30分開演。場所は日立システムズホール仙台コンサートホール。入場料は、一般の方が500円、高校生以下は無料。当日券も販売予定。

部活 8762522772732594781
ホーム item

報道部へ入部を希望する方へ

 報道部への入部は、多くの人に見られる文章を書いてみたい、メディアについて知りたい、多くの社会人の方と会ってみたい、楽しい仲間と巡り合いたい、どんな動機でも大丈夫です。ご連絡は、本ホームページやTwitterまでお寄せください。

Twitter

Random Posts