【体験談】前日のウルトラC 3選
いよいよ東北大学前期試験が迫ってきた。受験は数回しかない人生の岐路だ。『東北大学新聞』を読むという殊勝な心掛けを有している受験生諸君には、ぜひ全力を出し切って最高のキャンパスライフを手にしてほしいと切に願う。しかし、1日で飛躍的に学力が伸びるほど、受験は甘い世界ではない。では、この受験前日は何もしなくてもいいのかというと当然そんなはずない。ここから、前日の過ごし方で周りの1ランク上の相手に勝つウルトラC(秘策)を教えたいと思う。
まずは前日に何を勉強するべきかである。筆者が勧めるのは一番使ってきて慣れ親しんでいる英単語帳だ。英語は一つの英単語の意味を覚えているだけで英文の大筋をつかめたり、英文解釈に自信が生まれたりする。自分が覚えていると思っている単語を最後に詰め直すことで、無駄な失点を防ぐことができる。したがって、まずは英単語、次はほぼ同じ理屈で古文単語、忘れていると大幅減点の可能性がある数学の公式を勉強することを勧める。
次はメンタルの保ち方だ。大学受験の前ではどんな人も少なからず緊張するだろう。筆者もスポーツなどでメンタルを鍛えていたが、東北大に落ちてしまったら浪人が確定するという境遇であったため、少なからず緊張した。しかし、どんな受験生でも緊張しているということと、緊張しても利点がないという意識を持ったことで本番では平常心で挑めた。緊張で地に足がつかないという受験生がいたらこのような意識を持ってみてほしい。少しでも緊張がほぐれてくれたら幸いだ。
最後は寝る時間だ。筆者が勧めるのは午後10〜11時だ。ここはかなり曖昧である。なぜなら、重要なのは起きる時間だからだ。脳が完全に働き始めるのは起床から2〜3時間といわれている。本学の試験は全学部午前10時に開始されるので、午前6〜7時に起きることで頭の回転が速くなる。早めに起きておくことで最後の見直しもできメンタルが安定するほか、トラブルにも対応しやすくなる。また、おまじないとして今は頭がいいと思い込むことで、本当によくなり実力以上のものが発揮できるかもしれない。
以上が、筆者が実践したウルトラCだ。準備が万全ではない合格率80%の受験生と万全な合格率50%の受験生では確実に後者の方が有利だ。こうして合格率35%の筆者は合格を勝ち取り最高のキャンパスライフを手にした。ぜひ後に続いて合格を勝ち取ってほしい。あともうひと頑張りだ。(栗山智寛)