【体験談】受験当日体験談
本学の前期試験が今月25日から始まる。受験生は、一発勝負の試験に向けて、緊張が高まっているのではないだろうか。そこで、昨年、本学工学部を受験した筆者の当日の体験を振り返る受験生の緊張を少しでも和らげるとともに、諦めないことの大切さを伝えたい。
▼前日
この日は昼ごろに仙台に到着した。昼食を済ませ、すぐに宿泊予定のホテルに向かった。ホテルの館内には東北大受験者向けの専用勉強スペースが設けられており、夕食まで勉強して過ごした。緊張で勉強に身が入るとは思えなかったものの、少しでも気を紛らわせたかったからだ。実際、新しい英単語はほとんど頭に入ってこなかった。その後、夕食を取り、午後9時ごろに就寝した。新幹線での移動による想定以上の疲れもあって、すぐに眠ることができた。
▼初日
翌日は6時半ごろに起床した。「起きてから3時間ほどで頭の回転が最大になる」と聞いたからだ。コンビニのパンで朝食を済ませ、電車で試験会場へ。会場は人であふれ、試験の始まりを嫌でも意識させられる。開始までは外で英単語の確認をしながら待った。例に漏れず緊張していたため、やはり内容は上の空だったが、気休めにはなった。外は寒いため防寒具は必須だ。
誘導に従い、会場に入場した。教室によって机や椅子の種類は異なるようだが、筆者の場合は学校によくある独立したタイプで、座り心地は至って平凡だった。時計は設置されていたが、万が一の故障や、時計のない教室に当たる可能性も考慮し、腕時計は必ず用意しておきたい。
いよいよ1時間目の英語が始まった。開始直後は極度に緊張したが、得意な形式の出題だったため、焦らずに取り組めた。しかし、いつもより大幅に時間が足りなかった。解ききれないまま終わると思い、終了時刻に合わせてペンを置いたが、チャイムは鳴らなかった。
筆者は本来100分の試験時間が「90分間」だと勘違いしていたのだ。普段の模試でも犯したことのないミスだった。私はこれを引きずってしまい、2時間目の理科でもミスを重ねた。
試験後もそのことばかり考えてしまい、後悔でなかなか眠れなかった。好きな動画を視聴することで精神を落ち着かせ、なんとか寝ることができた。
▼2日目
この日も朝6時半に起床した。試験までの流れは初日と同じで、ついに最後の数学の時間になった。手応えは4割程度と、出来は散々だった。その後は市内の店で名物の牛タンを食べて帰宅した。
▼最後に
筆者の前期試験は、お世辞にも成功したとは言えないものだった。普段しないようなミスも連発した。しかし、結果的には合格できた。受験生も当日、ミスをして絶望することがあるかもしれない。しかし、そのような状況でも、決して諦めないでほしい。(山添幹太)