
(過去記事)生ごみを利用したカフェ鳴子温泉に ~地域の住民に根差した店に~
宮城県大崎市の鳴子温泉にあるカフェ「ene・café METHANE(エネ・カフェ・メタン)」。このカフェは生ゴミを原料に作ったバイオガスを燃料にしてお湯を沸かし、そのお湯を使ったお茶やコーヒーを提供している。お客さんにはお金ではなく生ゴミを持参してもらい、その生ゴミでバイ...
宮城県大崎市の鳴子温泉にあるカフェ「ene・café METHANE(エネ・カフェ・メタン)」。このカフェは生ゴミを原料に作ったバイオガスを燃料にしてお湯を沸かし、そのお湯を使ったお茶やコーヒーを提供している。お客さんにはお金ではなく生ゴミを持参してもらい、その生ゴミでバイ...
広域被害把握研究分野では、被災予測の高度化を目指して研究、技術開発を行っている。津波に限らず大きな災害が発生した際に最も重要なことは、どこがどのように被災しているかを迅速に把握することである。
災害リスク研究部門津波工学研究分野の今村文彦教授は、津波による被害の軽減対策、またその被災後の復興を主な研究対象としている。
東日本大震災のような広域・大規模災害において、行政は発生している諸問題に迅速かつ効率的に対処しなければならない。しかし防災に関する法律の中には今回のような巨大地震を想定していないものや、立法から時間が経過し時代にそぐわなくなってきているものもある。
災害の精神面への影響とケアに有用な要因を多面的に検証し、被災地の精神医療保健体制を向上することを目的として災害精神医学分野が設立された。
災害情報認知研究分野は、震災を乗り越えて生きていくための力、「生きる力」を心理学や脳科学等の観点から研究し、人々の防災に生かしていこうという分野である。
災害から都市・地域を再生させるには、住民個人レベルでの生活再建はもちろん、安全な市街地の形成や歴史・文化への配慮などといった多種多様な要請を考慮しなければならない。都市再生計画分野ではこういった認識を踏まえ、地域再生のための計画理論の構築や、それらを実現するための社会...
本学災害科学国際研究所の新所長となった今村文彦教授。現在は2015年3月開催の国連防災世界会議に向けての準備に取り組んでおり、全世界へ災害対策の情報を発信している。
東日本大震災から3年。本学は災害科学国際研究所を設置し、「防災・減災システムの進化」「巨大災害に備える社会の創造」を目標に自然災害科学研究を行っている。ここではその一部を紹介する。
国立天文台太陽系外惑星探査プロジェクト室研究員、小谷隆行さんにお話を伺った。 ―天文学者とはどのような職業なのでしょうか 一口に天文学者といっても、様々なスタイルがあります。大きく分けると、主に数値シミュレーションや天文現象を説明するモデルを作成し、未知の現象の解...
工学研究科の浅井圭介教授の紹介で、筆者は片平キャンパスにある、世界で唯一火星大気中での飛行環境を再現できる風洞装置の見学に訪れた。浅井研究室の沼田大樹助教が案内を務めてくださった。